ウエルシア、プライベートブランドから初の冷凍食品を発売 消費者調査から開発に着手

ウエルシア薬局がプライベートブランド「からだWelcia」から初の冷凍食品を発売（同社公式Webサイトより引用）

　ウエルシア薬局（東京都千代田区）は、プライベートブランド「からだWelcia」から初の冷凍食品を発売する。消費者への調査で冷凍食品に対するニーズが高いことが分かり、開発した。

　今回発売する冷凍食品は、「黒豚をちゃんと感じる幸せの肉餃子」（12個入り429円）、「あの店主がつくったメニューにはない炒飯」（321円）の2種類。発売は肉餃子が4月18日、炒飯が5月21日を予定している。

　2023年に同社が「ドラックストアにあったらうれしい食品」に関する調査を実施したところ、冷凍おかずを求める声が多く、特に「冷凍餃子」を求める声が多数を占めたため、開発に着手した。肉は鹿児島県産の黒豚のみ、野菜には国産野菜を使用し、国産あごだしで食べごたえのある餃子に仕上げた。

　「あの店主がつくったメニューにはない炒飯」は、数々の受賞歴がある「ラーメン屋 トイ・ボックス」とのコラボ商品。鶏油を使用し、たまり醤油の旨味とこがし醤油の香ばしさが効いた本格的な味わいに仕上げた。

　ウエルシアホールディングスグループでは、20年11月からプライベードブランド「からだWelcia・くらしWelcia」を発足。ヘルスケア・ビューティケア・食品・日用品の4カテゴリー、270以上の商品を展開している。物価高を背景に、コスパのいいプライベートブランド商品は、消費者の支持を集めている。