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部全体のエンゲージメントを上げる、上司の行動とは

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月29日 10時45分

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風土の良い組織を作るヒントとは?

 多くの企業が実施しているエンゲージメントサーベイ。人的資本開示の義務化にも後押しされ、その結果の活用にますます注目が集まっています。

 スコアをどう分析して自社の課題を抽出し、どのような施策を打つのか。各社が試行錯誤を重ねています。人材が定着する、風土の良い組織を作るヒントとは?

 パーソルイノベーション、リロクラブ、otonohaが共催したセミナー「人材確保×職場定着 強い組織をつくる人事戦略」より、リロクラブの望月遼氏(コンサルティングセールス第2ユニット ユニットマネージャー)の講演の様子をリアルにお届けします(以下、発言は望月氏)。

●サク読み!セミナー記事

 ビジネスパーソンの情報収集の一つの手段として定着したオンラインセミナー。特定のトピックに知見がある人物の語りに触れられる機会であり、記事や書籍とはまた異なる魅力があります。

 業務の改善やスキル向上などに役立てたいところですが、思うように時間を割けないという人も多いのでは。日々忙しく過ごす読者のために、編集部注目のオンラインセミナーの模様を、ライブ感はそのままにお届けします。

●リモート導入で起きた「コミュニケーション減少、エンゲージメント低下」

 本日は「エンゲージメントを数値化したり、施策を行ったりすることで、社員に職場に定着してもらう」という観点からお話します。

 まずエンゲージメントとは何か。当社では「会社と従業員が信頼関係で結ばれた状態」と定義付けしています。エンゲージメントスコアが低いほど、退職率が高いというデータがあります。ここまでは当たり前の話です。

 コロナ禍以降の今、どんな状況かというと、非対面が急激に増加し、特に社内でのコミュニケーションも薄くなってきています。

 アンケートを取ったところ45.9%の社員が、社内のコミュニケーションなどに課題を感じています。さらに95.7%の企業が、エンゲージメントの低下に課題を感じています。

 人事部・総務部や経営者の方々からは、もれなく「社員を定着させたい」「もうちょっと会社に関心を持ってもらって、エンゲージメントを向上させていきたい」という話をお聞きします。

 それでは、各社はどんな施策をしているのか。一つの事例をお話しします。

●ステップごとに進めていく

 エンゲージメント向上を、どう実現するのか。これを本気で考えたとき「簡単にできるものではない」と、想像がつくかと思います。

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