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ミッドレンジ「Xperia 10 VI」の進化ポイントを解説 デザイン刷新でも21:9ディスプレイ続投の理由は?

ITmedia Mobile / 2024年5月20日 18時36分

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ソニーが7月上旬に発売する「Xperia 10 VI」

 ソニーモバイルのミッドレンジスマートフォン「Xperia 10 VI(マークシックス)」を、5月17日開催の製品体験会でじっくり検証した。Xperia 10 VIは片手操作しやすいスリムなボディーに、2日間使える大容量バッテリーを詰め込んだスマートフォンだ。今作はデザインを刷新し、オーディオの性能を高めている。

 発売は7月上旬以降で、携帯キャリアではNTTドコモ、au、UQ mobile、ソフトバンクが取り扱う。SIMフリー版の価格は7万円前後(税込み)だ。

●コンパクトで軽やかなデザイン

 デザインは“軽やかさ”をテーマに刷新した。背面パネルには半透過型の樹脂素材を採用し、乳白色の本体カラーが光を透過する様子は、キッチン用品のような清潔感を醸し出している。カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、ブルーの3色を用意する。

 前世代モデルのXperia 10 Vと見比べてみると、カメラ周辺の造形に違いを感じる。Xperia 10 VIは、カメラ周辺が緩やかに隆起していて、カメラが本体に溶け込むような見た目になっている。

 サイズは約68(幅)×155(高さ)×8.3(奥行き)mm、重量は約164gとコンパクトかつ軽量な設計だ。外装などのプラスチックには、ソニーが開発した再生プラスチック素材「SORPLAS」を使用しており、環境配慮型の利用率は約50%となっている。

 コンパクトながら電池持ちがいいことも本機の特徴だ。バッテリー容量は5000mAhと大きめで、独自の充電サイクル管理技術により3年後の劣化を抑えてバッテリーを継続できる。

●純正スタンドケースは配置が自在に

 Xperia 10 VIのために設計された専用ケース「Style Cover with Stand for Xperia 10 VI」もそろえる。このカバーは再生プラスチックSORPLASを原料として使用しており、表面は梨地のようなザラザラとした質感に仕上げている。Xperia 10 VIのスリムさを損なわず、手にしたときの装着感を高めることができる。ケースの重さは約31gで、本体に装着しても200gは超えない。

 ケース内蔵スタンドは、今回から縦位置と横位置の両方で固定できるようになった。縦位置の固定は、YouTubeショートやTikTokのような縦型の動画サービスを閲覧するときに役立ちそうだ。

 また、今回はケースにストラップホールを追加している。柔らかい手触りのリングストラップが付属する。手に持つときに指を通したり、ネックストラップに装着したりできる。

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