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【海外発!Breaking News】「おじさん、聞いてる?」叔父の遺体を車椅子に乗せ、銀行でサインさせようとした女(ブラジル)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年4月21日 9時55分

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ブラジルで今月16日、車椅子に男性を乗せた女が銀行にやって来た。ぐったりとした様子の男性にペンを握らせ、サインさせようとする女に銀行員は違和感を抱き、警察官を呼んだ。警察の調べによると、女は銀行からの融資を受けるために男性の名前で署名させようとしたが、男性はこの数時間前に亡くなっていたことが分かった。その後、女は逮捕されたという。米ニュースメディア『New York Post』などが報じた。

ブラジル在住のエリカ・デ・ソウザ・ヴィエイラ・ヌネス(Erika de Souza Vieira Nunes、42)は今月16日午後、リオデジャネイロ西部バングー地区にある銀行に、男性を車椅子に乗せて訪れた。エリカは3400ドル(約52万5700円)の融資を受けに来たと、銀行員に伝えた。

書類が用意されると、エリカは机の前に車椅子の男性を連れていき、サインさせようとした。しかし男性はぐったりとして動く様子がなく、顔色が悪かった。当時の様子は動画で捉えられているが、エリカが男性の頭や手を支え、目の前の書類にサインさせようとしている様子が映っている。

エリカが頭から手を離すと、男性の頭はぐらりと力なく後ろに倒れてしまう。エリカは再び頭をもとの位置に戻し、手に無理矢理ペンを持たせようと試みる。そして、「おじさん聞いてる? ここにサインするの。私がサインすることはできないから、叔父さんがサインしなきゃいけないの。ほらペンを握って。これ以上、私の頭痛の種を増やさないでよ。もう耐えられないの」と、エリカは男性に話しかけた。

あまりにも異様なこの光景に、銀行員は「体調が悪そうですよ」と男性の様子を指摘したが、「いつもこうなんですよ。彼は何も言わないんです」と答えたエリカは、「おじさん、気分が悪いなら病院に連れていくけど、また行きたいの?」と男性に再び話しかけた。



さすがに異常だと感じた銀行員は、すぐに警察へ通報した。しばらくして警察官が駆けつけ、エリカは逮捕された。そして捜査により、車椅子に乗っていた男性はパウロ・ロバート・ブラガさん(Paulo Roberto Braga、68)だと分かり、銀行を訪れる数時間前に亡くなっていたことが判明した。

エリカは警察の調べに対して、自分はパウロさんの姪であることを主張し、嚥下障害があり、酸素吸入をしていて特別なケアが必要だったパウロさんの面倒を見ていたと話したそうだ。パウロさんは前週に少なくとも1回は救急治療室に入院し、肺炎と頻脈であると診断されていた。

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