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【海外発!Breaking News】「宣伝するから無料で料理とワインを」インフルエンサーの要求に店側が怒りの逆襲「スカッとした」の声(英)

TechinsightJapan / 2021年3月4日 22時51分

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インフルエンサーが自身のSNSに投稿して宣伝する代わりに食事を無料で提供してもらう―といった話をよく耳にするようになったが、この行為にうんざりした店がインフルエンサーを騙して警察署へ誘導し恥をかかせるという手段を取り話題となった。同店は「ホスピタリティ産業に対する犯罪だ」と怒りをあらわにしている。『The Sun』などが伝えた。

英ロンドンのイズリントンにあるパブ「The Compton Arms」に、期間限定のポップアップストアとしてレストラン「フォー・レッグス(Four Legs)」がオープンした。

フォー・レッグスはInstagramアカウントを立ち上げ、たくさん投稿して宣伝を行っていたが、あるときフォロワー5万人を抱えるクリストファー・ジェシー・オコンさん(Christopher Jesse Okon)から次のようなダイレクトメッセージが届いた。

「私のInstagramストーリーであなたの店を宣伝するから、テイクアウトのフードを無料で提供してもらえませんか? 私のフォロワーがスワイプしてすぐにホームページに飛べるようにリンクも貼ります。興味がありましたら連絡してください。」

このメッセージを受け取った同店でシェフを務めるジェイミー・アランさん(Jamie Allan)とエド・マクロイさん(Ed McIlroy)は、クリストファーさんの傲慢な行動に呆れ、仕返しのいたずらをすることに決めた。

「取りに来ることはできますか?」と同店が返信すると、クリストファーさんは「できます。宣伝する4つの料理以外に、出来たらでいいのですがスパークリングワインも追加していただきたいです。合計5個注文することになりますが大丈夫ですか? パンデミックが終わって店内飲食が可能になったら後日お店を訪れて、その様子をタイムラインに表示させるような投稿もします」と追加注文をしてきたのだ。

うんざりした同店は「たくさん注文しますね」とクリストファーさんの言動にチクリと刺すような返信をしたが、続けて「あなたには大勢のフォロワーがいますので、数回お店について投稿してくれたらそれも考えましょう」と送り、話に乗ったふりをした。

クリストファーさんは「たくさんストーリーを投稿し、お店のウェブサイトのスクリーンショットも載せます」と誠意を見せているようだが、ジェイミーさん達の怒りは収まるはずもない。

そして商品受け渡しについて、本来お店がある場所と違う住所を指定し「6時半に着いたら連絡してください。本当にどうもありがとう」と微塵も思っていない感謝の気持ちを述べ、約束を取り付けた。

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