【海外発!Breaking News】皮膚がんで頭に穴、週2回の日焼け用ベッドを使用していた36歳女性「私のようにならないで」(英)<動画あり>
TechinsightJapan / 2022年1月22日 23時30分
20代の頃に日焼け対策をせず、週2回のペースで日焼け用ベッドを使用していた36歳の女性が3年前、皮膚がんと診断されて手術を受けた。このたび女性が『The Mirror』などのインタビューで自身の経験を語り、「私と同じ間違いをしないで!」と訴えた。
英ロンドン郊外在住の3児の母ニッキー・ムルタさん(Nickie Murtagh、36)は20代の頃、週2回のペースで日焼け用ベッドを使用していた。
ニッキーさんは「1回8~12分と推奨される時間内でしか使っていなかったから、皮膚がんになるなんて考えもしなかった。それに日焼けした肌が好きだったから、休暇中は太陽の下で読書をしたわ。日焼け止めを顔に塗ることはせず、帽子も被らなかった」と当時を振り返る。
ニッキーさんの頭に変化が見られたのは2016年のことで、頭頂部の髪の分け目に手指の爪ほどの小さなハゲができていたという。最初は「軽い脱毛症だろう」と放っておいたが、しばらくすると頭皮が盛り上がり小さな塊ができていることに気付いた。
ニッキーさんは「家庭医に診せたところ、全く心配ないと言われて。でもその後の2年間でどんどん大きくなって、1センチを超えてしまったの」と明かし、このように続けた。
「2018年に家族と休暇で行ったテネリフェ島で、顔の所々に薄茶色や灰色のシミができ始めたの。日焼けした肌もムラだらけで、それまでの自分の皮膚とは明らかに違うと感じてね。頭の大きくハゲた箇所も気になったので、もう一度病院に行ったのよ。」
しかし家庭医はこの時も「心配はいらない。もし頭にできた嚢胞を取り除きたいのなら、美容外科の治療になるので保険は使えない。手術をしたいのなら相談に乗る」と説明したという。
どうしても納得がいかなかったニッキーさんはその後、家庭医に皮膚科医を紹介してもらって診察を受けた。するとすぐに「これはがんの可能性が高い」と指摘され、生体組織診断を受けた。
「皮膚科医からがんと聞いても『そんなことはないだろう』とピンと来なくて。でも生検から7週間後、皮膚がんの一種である基底細胞がんであることが判明したの。ちょうど友人をがんで亡くしたばかりで、私も死ぬのではと恐怖でいっぱいになったわ」と語るニッキーさん。医師には放射線治療と手術の2つの選択肢があることを聞かされたが、「放射線治療の副作用を避け、一刻も早くがんを取り除きたい」と手術することを決意した。
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