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自宅前で瀕死の猫を保護→獣医さんに診せてわかった“まさかの事実”。現在の姿にほっこり

女子SPA! / 2024年5月7日 15時46分

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【今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.140】

 この子と出会ったことで、自分にもできる猫助けがあることを知った。愛猫よもぎちゃんとの縁を、そう振り返るのは飼い主の「ちゃっこ」さん(@yomogisan0317)。

 よもぎちゃんと出会ったのは、2023年3月17日のこと。飼い主さんは娘さんの卒業式に向かおうと普段とは違う時間に家を出たところ、自宅前の道路で車に轢かれた、よもぎちゃんを発見しました。

◆自宅前で瀕死状態の野良猫を発見

 よもぎちゃんは顔中、血だらけ。大きな恐怖を感じたからか脱糞をし、後ろ足は裂傷。左眼球は飛び出ていました。

 あまりに衝撃的な姿に、飼い主さんは初め「死んでいるのでは…」と思ったそう。しかし、口で息をしていることに気づき、愛猫を診てもらっている、かかりつけ病院へ向かいました。

「頭のほうに衝撃を受け、ショック状態。血液検査の結果も悪く、先生からは多分助からないし、助かったとしてもお金がかかるとの説明を受けました」

 それでも、小さな命を見過ごせなかった飼い主さんは治療を頼み、ひとまず卒業式へ向かいました。

◆なんとお腹に赤ちゃんが…

「私が発見する前に市役所へ連絡がいっており、保護が数分遅ければ殺処分されていました」

 容体が落ち着いたのは、保護から2日後。しかし、レントゲンを撮影すると、思わぬ事実が判明。なんと、胎児がいたのです。

 妊娠をしたままだと母体に栄養がいかず、体力もなくなってしまうため、飼い主さんは悩んだ末、堕胎を決意。よもぎちゃんの命を守ることを最優先にし、獣医師と手術の日程を話し合いました。

◆自力で赤ちゃん猫を産み、奇跡のV字復活!

 すると数日後、よもぎちゃんの体に変化が。「死産」という形ではあったものの、2日かけてお腹の子を自力で産んでくれたのです。

 毛は生えていないけれど、爪や肉球が出来上がった親指サイズの子猫3匹を見て、飼い主さんの胸に芽生えたのは悲しみと感謝。

「手術に体力を使わなくてもよくなり、栄養がちゃんと届くようにもなったので、残念ではあるけれど仕方なかった、親孝行な子猫ちゃんたちだったと、自分を納得させました」

 その後、よもぎちゃんの体力は徐々に回復。保護から1週間後には左眼球の摘出手術を受けました。

「顎は先生もびっくりするほど、自然に良くなっていき、ご飯が食べられるようになった保護後2週間目くらいに手術を受けました」

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