帝王切開で産んだ直後、義母が「ラクに産めてよかったわね」…数年後、特大ブーメランが/妊娠・出産人気記事BEST
女子SPA! / 2024年5月9日 15時47分
女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「妊娠・出産」に関する人気記事です。(初公開日は2022年2月25日 記事は取材時の状況)
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帝王切開で出産する人の割合は増加傾向です。厚生労働省の調査によると、一般病院における帝王切開の割合は年々増加傾向で、2014年度には24.8%となっており、およそ4人に1人が帝王切開で出産しています。
筆者自身も3度の帝王切開を経験していますが、帝王切開による出産は当たり前になってきていると感じます。しかし、今ほど帝王切開が実施されていない時代に出産を経験した年代の人のなかには、いまだに帝王切開にネガティブなイメージを持っている人もいるようで……。
今回は、帝王切開での出産をきっかけに義母との確執が生まれてしまったマユさん(30歳)のエピソードを紹介します。
◆術後の激痛に耐える中、夫の両親が…
マユさんが出産したのは2015年のこと。第一子(女児)を出産するとき、壮絶なお産の末に帝王切開をおこないました。当初は自然分娩を予定していましたが、丸2日間の陣痛の末、胎児の心拍が低下してしまったため、緊急帝王切開の手術をすることになったそう。
2日間の陣痛、人生初の手術。術後、麻酔が切れ、今まで経験したことのないくらいの、燃えるような帝王切開の傷の痛み……。
病室に戻っても出産の喜びに浸る余裕もなく、もうろうとした意識のなかで術後の痛みに耐えるしかありませんでした。夫と、3年前に帝王切開を経験した実姉がマユさんに付き添い、サポートしてくれていました。
そこへ夫の両親がお見舞いに到着したのです。
◆「寝ているだけで終わるんでしょ?」
「初孫の誕生に、義父母は大喜びしてくれていました。でも私は痛みがつらすぎて、起き上がれないしまともに返事もできない状態で……。
そんなとき義母が『でも帝王切開って、寝ているだけで終わるんでしょう? ラクに産めてよかったわね』と言ったんです。それまで意識がもうろうとしていましたが、目が覚めるような衝撃を受けました!」
その一言に、その場が凍り付いたそう。すかさず夫が「こんなに苦しんでいる姿を見て、よくそんなこと言えるな!」と反論。
◆姉がキッパリ反論。でも、悔し泣き
さらに心強かったのは、実姉のフォローでした。
「姉は1人目を自然分娩で出産し、2人目を帝王切開で出産しています。つまり、どちらの痛みも経験しているんです。姉は義母に対して『私はどちらも経験していますけど、どちらも違った痛みなので比べることなんかできませんよ。ただ一つ言えるのは、どちらもラクな出産ではありません』とハッキリ言ってくれたんです」
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