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「クセ」を知れば変わる! 不幸な恋の繰り返しから抜け出す方法

KOIGAKU / 2016年4月17日 11時0分

恋が終わったとき、『次こそはもっと違う人と違う交際をしよう!』 と心に誓うのに、気がつくと似たような恋愛パターンを繰り返してしまう…って人いますよね。
しかも良くない相手で失敗をした人に限って!
尽くしては捨てられたり、優柔不断なダメ男とばかりつき合ったり、不倫の恋を繰り返したり……。
いえいえ、少数派ではありませんよ。
恋に悩む多くの人が、「なんで私はいつもこうなんだろう」と溜息ついてるんです。
どうして人は同じような恋愛を繰り返してしまうんでしょう?

今回は不幸せな恋愛パターンを繰り返す「原因」とその「脱出法」についてお話しましょう!

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恋愛には幼少期からの「人間関係作りのクセ」が現れる

心理学の専門家によると、人には幼少期からつちかってきた親子関係、友人関係などのパターンが染みついており「クセ」として固まっているそうです。
恋愛も人間関係の1つですから、どうしてもその「クセ」が出てしまうんです。
例をあげてみましょう。

【家族のヒーロー】
勉強やスポーツができるなど、家族の光となってきた人は大人になっても常にがんばり続け、恋人にも弱い面を見せられない。過度にいい面を見せ続けようとする傾向にあり、それによって自分自身は疲弊していく。

【尽くしグセ】
だらしない親の代わりになって家族の面倒をみる役割、クラスのリーダーとして転校生や落ちこぼれの友人などの世話をする役割を担ってきた人。男性なら恋愛しても自分が父親に、女性なら母親のようになって相手の面倒をつい見てしまう。過度に相手に尽くしてしまう。

【パパの恋人】
ファザコンだったり、恐い父親に気に入られようと自我を捨てて父親のイメージ通りの娘として生きてきた女性は、恋愛をしても今度は彼氏がパパに代わるだけ。相手の理想に合わせようと無理をせずにいられない。

【自分を消すクセ】
ひきこもりがちに生きてきた人は大人になっても他の人と親密になりにくい。自分の存在を消すクセがあり、欲求を表したり衝突することを恐れるため異性に心を開くことが困難。

人は、大人になる過程で人間関係の作り方がプログラムされてしまうようです。
厄介なことに、それが不幸なパターンだったにしても、本人にとっては慣れ親しんだ役割が結構安心だったりするのです。
これが不幸な恋愛パターンを繰り返す大きな要因といえます。

人間には過去を再現し「再挑戦」しようとする傾向がある

もう1つ、人間の持つ特性として過去の場面を再現しようとする傾向があります。
無意識のうちに、過去の登場人物に似た人、似た状況を作り出そうとしてしまうのです。
そのため、同じ状況を再現してしまいがちになります。
なぜそんな傾向があるかというと「再挑戦したい」という心理が働くからです。

たとえばアル中の父親に愛情を注いでもらえなかった女性が、アル中の男性と付き合ってしまうパターン。
これには、欲しくて得られなかった「アル中の父親からの愛情」を、同じアル中の男性と付き合い、尽くすことによって再挑戦し「愛情を得たい!」 という心理が働いています。
他人から見れば「なんで嫌悪してたアル中とわざわざ付き合っちゃうのよ」と不思議ですが、彼女にとってはアル中の男性でなければ、いくら愛情を注がれても満足できないのです。

また、親不幸をしたという罪悪感の強い人は親の代わりに恋人に過剰に尽くす傾向があるといわれます。根本的に男性不信、敵意、嫌悪を抱いている女性は、異性を引き寄せておいて冷たく突き放すという復讐劇を繰り返す傾向があり、こういったことも同じ恋愛パターン繰り返しの要因といえるでしょう。

不幸な恋愛パターンから抜け出すには?

いかがですか?
不幸な恋愛パターンを繰り返してしまうのは、男運が悪いわけでも、恋に向かないわけでもありません。
偶然なんかじゃなく、すべて自分が決めて望み、選んでいる。…そういう恋愛がどこかで好きと感じているんです。

でももうイヤ! 本気で恋愛パターンを変えたい!と思うなら、まずは自分自身の「クセ」を探るところから始めましょう。

過去の出来事、親子関係など、あなたの人間関係の「クセ」を作った原因を探ってみてください。そうすれば、自分の恋愛パターンのどこに原因があって、幸せになれないのか、自分の行動や考え方の何が間違っているのかが分かってくるはずです。
そして次の恋はなるだけこれまでと違う相手を選び、考察を生かして違うパターンを試してみましょう。
自分の「クセ」を知って直す勇気があれば、必ず不幸な恋愛パターンを断ち切ることはできます。

 
参考文献:「恋ができない うまくいかない あなたのための恋愛心理学」伊藤明著(株)アスペクト

Written by mami
Photo by 采采蠅

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