薬物所持に刑事罰復活へ 「非犯罪化」全米初の試み終わる
共同通信 / 2024年4月29日 15時40分
【ロサンゼルス共同】米西部オレゴン州で4月、危険性の高い薬物の少量所持に最高で禁錮6月の刑事罰を科す法律が成立した。9月に施行される。同州では2021年、少量所持者に刑事罰でなく治療を促す仕組みが始まったが、過剰摂取による死者が急増し州議会が方針転換。全米初の試みだった「薬物の非犯罪化」は終わりを迎えた。
「わが州で、致死性と中毒性がこれほど高い薬物はなかった」。コテック州知事は今年1月、医療用麻薬オピオイドの一種フェンタニルがまん延しているとし、緊急事態を宣言した。
州によると、オピオイドの過剰摂取による死者は自殺などを除き、19年の280人から22年の956人に急増した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
アングル:ドイツで政治家標的の暴行事件急増、背景に社会の分断
ロイター / 2024年5月13日 18時48分
-
バイデン大統領次男の控訴退ける、銃不法購入で6月初公判へ
ロイター / 2024年5月10日 11時37分
-
アメリカで1年で7万人を死去させた恐怖の薬物「フェンタニル」とは…日本ではフィットネスブームをきっかけに「ステロイド」が危ない?
集英社オンライン / 2024年4月27日 20時25分
-
「大麻グミ」元社長を逮捕 指定薬物、倉庫に保管疑い
共同通信 / 2024年4月26日 13時30分
-
推理小説の犯人当てシーンに影響? 「空気中の環境DNA」を調べれば「直前にいた人」が分かる
ニューズウィーク日本版 / 2024年4月16日 20時0分
ランキング
-
1韓国大統領夫人捜査の幹部ら異動 不正疑惑巡り、「政権圧力」疑念
共同通信 / 2024年5月15日 19時26分
-
2ブレア元米国家情報長官インタビュー「日本のサイバー対策はまだマイナーリーグ」
産経ニュース / 2024年5月15日 17時51分
-
3スロバキアのロベルト・フィツォ首相が銃撃される 政府「命に関わる容態」 5発発砲され腹部など負傷
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月15日 23時44分
-
4暴動激化、3人死亡=仏「非常事態」宣言へ―ニューカレドニア
時事通信 / 2024年5月15日 22時26分
-
5ウォン新首相就任、シンガポール 交代20年ぶり、継続と安定重視
共同通信 / 2024年5月15日 22時13分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください