ピーマン苦み、卵黄が抑制 キユーピー、仕組み解明
共同通信 / 2024年5月6日 16時43分
ピーマン嫌いが卵で解決できるかもしれない。キユーピーはピーマンの苦みを感じる仕組みを解明し、卵黄がそれを抑制する可能性があるとの研究をまとめた。子どもの苦手な野菜の代表格という汚名返上に期待がかかる。
舌には苦み成分を取り込む「受容体」が25種類あり、神経を通って脳に苦みの情報を伝達する。25種類の受容体のうち、どれがピーマンの苦み成分「クエルシトリン」を検知するのかは未解明だった。
研究では、25種類の受容体を入れた細胞をつくり、舌に似た状況を再現した。それぞれにクエルシトリンを加えて反応を調べた結果、受容体「TAS2R8」がピーマンの苦みを認識していることが分かった。
クエルシトリンと卵黄を混ぜてTAS2R8に加えると、認識する苦みが減ることも判明した。実際に卵とピーマンを食べる試験では、評価する人によって感じ方に差が出てしまう。今回の手法で客観的な変化を確認できたという。
キユーピーは「ピーマンを食べやすくする調理法、商品の提案につなげていきたい」と説明した。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
抗炎症・抗肥満作用を有するメントール誘導体を開発 ~脂質代謝制御因子に作用、メントールとは異なる機序で炎症を抑制~
PR TIMES / 2024年5月15日 12時15分
-
理科大、腸内細菌の代謝産物「エノン脂肪酸」が抗炎症作用を持つことを発見
マイナビニュース / 2024年5月8日 18時4分
-
腸内乳酸菌による脂肪酸代謝産物が抗炎症作用を示し炎症性腸疾患を緩和することを明らかに ~食用油に由来する成分の効能を遺伝子、細胞、個体レベルで解析~
PR TIMES / 2024年5月7日 11時45分
-
「ボケ防止に納豆はどこまで有効か」の最終結論…医師が解説「脳に効く食べ物」をめぐる驚きの真実
プレジデントオンライン / 2024年4月25日 15時15分
-
京産大、水陸両生植物が陸上と水中で葉の形を変える仕組みの一端を解明
マイナビニュース / 2024年4月23日 6時15分
ランキング
-
1キウイの皮を剥くのが面倒→皮ごと食べられます! 気になる毛の解決法も伝授、ゼスプリが明かすキウイの手軽な食べ方は?
まいどなニュース / 2024年5月18日 7時0分
-
2軽自動車、20年で6割値上がり 初の平均160万円台が視野
共同通信 / 2024年5月18日 16時51分
-
3煮物だけじゃない!スーパーフード並みの栄養価「切り干し大根」の意外な食べ方
週刊女性PRIME / 2024年5月18日 8時0分
-
4有毒植物の“誤食”に要注意 死亡例も 農水省が注意喚起
オトナンサー / 2024年5月18日 20時10分
-
5ワークマンの「機能的なサンダル」3選 2000円前後で買える、アウトドアでも活躍する優秀アイテム
Fav-Log by ITmedia / 2024年5月18日 9時55分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください