1本食べたら止まらないポッキーのこだわり 【経済トレンド】ヒットのヒント
共同通信 / 2024年5月17日 7時2分
「ポッキーカカオ60%」の商品企画を担当する江崎グリコの槌田智子(つちだ・さとこ)さん(32歳)は「近年人気の高カカオやビターチョコレートをポッキーで楽しんでもらいたい」と語る。(共同通信=増井杏菜記者)
2023年9月に江崎グリコが発売した「ポッキーカカオ60%」が好評だ。専用チョコを使い、これまでのシリーズで、最も甘さを抑えた味わいが特徴だ。
発売から1カ月の売上高は、目標の約2.8倍だった。店頭想定価格は1箱180円前後(2024年4月時点)。
健康志向の高まりや大人の嗜好(しこう)品としてカカオ分が高く、甘すぎないチョコの市場が拡大。「板状や一口サイズでチョコだけのものは多いが、焼き菓子と一緒においしく食べられる商品はなかった」と考案した。
華やかな香りのエクアドル産カカオを使用。苦味と酸味のバランスや焼き菓子と合わせた時の味わいを踏まえ、カカオ分は60%にした。「香りが立つように焙煎(ばいせん)時間や温度も調整を重ねました」
軸に当たる焼き菓子のプレッツェルは、ポッキーシリーズによって太さや食感が異なる。小麦の全粒粉とココアを入れて香ばしさを出し、焦げ茶色に仕上げた。「チョコを引き立てる食感と味にするため、素材の配合量など100以上の組み合わせを試しました」
顧客から「思ったより苦くなく、ほどよい甘さを感じる」「お酒に合う」といった声が上がる。
「1本食べたらもう1本と手が伸びる。そんな商品を目指しました」。神戸市出身。
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