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『まんがはじめて物語』2代目お姉さん・岡まゆみさんが「とにかく美人」な思い出

マグミクス / 2021年5月6日 7時10分

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■子供に色々なことを教えてくれた教養番組

「クルクルバビンチョ パペッピポ ヒヤヒヤドキッチョの モーグタン」
この不思議な言葉に続いて語られた、さまざまな物事の起源や歴史に知的好奇心を刺激された方は多いのではないでしょうか。毎週のように番組内で語られる「はじめて」は、当時の子供たちに多くの学びを与えてくれていたように思えます。

 普段はAパートとBパートでそれぞれひとつずつの題材が取り扱われていましたが、たまに30分枠すべてを使ってひとつの題材が語られることがあり、その時は「あ、今日はなにかすごく大きな話をやるんだ」と、胸躍らせていたことを覚えています。

 そんな『まんがはじめて物語』はTBS系列で1978年5月6日にスタートし、1984年3月31日で終了するまでに再放送を含めて全305話が放送された長寿番組です。放送終了後も主演やナレーションを変更して1991年まで同様の番組が継続して放送されており、子供向け教養番組として重要な役割を担っていたことが分かります。

 この番組の最大の特徴は、ひとつの話のなかで実写パートとアニメパートが使用され、うまく融合して使われていたことにあります。まず実写パートでお姉さんとマスコットのモグタンが何かに疑問や興味を持ち、続くアニメパートでその物事の起源や歴史が語られます。そして再び実写パートに戻って〆るという形式が取られていました。

 また、この番組を見ていた時に特に印象的だったのが、番組に登場するお姉さんです。 初代は長くタレント・女優として活躍された、うつみ宮土理氏。残念ながら肝臓の病気により19話で降板してしまいましたが、モグタン役の津賀有子氏と共に歌い上げたオープニングテーマ『不思議な旅』は74話まで使用されています。

■2代目お姉さん・岡まゆみさんがとにかく美人

 そして子供の頃に『まんがはじめて物語』を見ていた方にとって、強く印象に残っていると思われるのが、2代目お姉さんの岡まゆみ氏です。とにかく美人で、仕草のひとつひとつに年上のお姉さんへの憧れが募っていくとしか言えないような何かを感じさせる素敵な方でした。筆者は当時まだ小学生でしたが、番組の内容を楽しみにしつつも、実写パートの岡氏を見たいがために、この番組を毎週欠かさず見ていた記憶があります。178話から使用された3番目のオープニングテーマ『?(ハテナ)謎なぞアイランド』では歌声も披露してくださっているのがうれしいところです。

 なお、岡氏は番組終了後もずっと俳優として活躍されており、なんと2021年にもTVドラマ『監察医 朝顔』第2シリーズの15話と最終話に出演されています。もちろんお年を召されてはいますが当時の面影は健在です。久々にまゆみお姉さんの顔が見たいという方は、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

 7年近く放送され続けた『まんがはじめて物語』は近年でも高い評価を受けており、再放送が繰り返されていただけでなく、CSのTBSチャンネルやヒストリーチャンネルでも放送が行われました。ただし歴史を取り扱う番組のため、現代とは異なる認識の場面などでは注釈が入るようになっています。また、18回の「ロケット/貨幣」は欠番となっていますが、詳細は不明です。

 この番組のことを今思い返しても、アニメパートで語られる内容は、毎回非常に力が入っていたことが、強く印象に残っています。子供向けだからとなめてかかることなく丁寧に歴史上の事実を追い、分かりやすく取りまとめられて内容は、現代でも十分通用するほどのクオリティの高さを持っています。残念ながら近年は若い層がTVを見る機会は以前に比べると減少しているので、可能であれば、配信サイトで見ることができるようにならないかとひそかに期待している番組のひとつです。

(ライター 早川清一朗)

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