プリウスはオワコンなのか!?【みんなの声を聞いてみた】
MōTA / 2021年2月28日 15時0分
1997年に初代モデルがデビューし、今や自動車では定番となった「ハイブリッド(HV)」を確立したトヨタ プリウス。エコカーの代名詞的存在で一時代を築いたプリウスだが、近年は各社様々なハイブリッドカーの登場によりその存在感は薄まった感が否めない。もはやプリウスは“オワコン”(終わったコンテンツ:流行遅れ)なのか、そうじゃないのか? ここではSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。
プリウスは“オワコン”なのか?
初代プリウスが登場して四半世紀近く、今や様々なモデルが登場し定番となったハイブリッドカー。1997年、初代プリウスは世界に先駆けクルマの未来のあり方をいち早く提示した。2003年には2代目へ進化。ガソリン価格の上昇や環境問題意識の向上といった時代のニーズとも合致し、プリウスは世界からエコカーの象徴として注目を集める。そして2009年に3代目へ進化する頃には、国内を中心に一大ブームを巻き起こすまでに。その後2015年には、現行型へモデルチェンジしている。
現在ではプリウスだけでなく、各社様々なハイブリッドカーが登場し、今や「ハイブリッド」は定番ジャンルとなった。
反面、ハイブリッドを世に定着させたプリウスの独自性は、もはや薄まってきてしまったのではないか? そんな疑問から早速「プリウスはオワコンなのか? それともまだまだ健在なのか?」とTwitterアンケートを募集した。
※アンケート測定期間:2021年2月15日(月)~2月19日(金)/測定方法:MOTA編集部公式Twitter
SNS上でのみんなの声は?
過半数が存在感の低下を認めるも、その差は圧倒的とまでは言えない
Twitterアンケートでは、全体の約4割が「プリウスはまだ健在だ」と答え、残りの約6割が「プリウスはもうオワコンだ」という結果となった。
その中でプリウスオーナーからは「多くのメーカーでハイブリッドが普及してきた今、その存在は薄まった」「他のハイブリッドに比べて先進的な部分がなく、このままではオワコンかもしれない」という声が寄せられた。
オーナー自らも存在感の低下を認める声がある一方で他のオーナーからは「ハイブリッドとしては特別な存在感は薄くなったけど、貴重なミドルサイズセダンではある」「そのネームバリューでまだ売れると思う」という声も。
ハイブリッドカーとしての存在感は下がりつつも、その他の魅力を挙げるなど、アンケート結果では過半数を超える約6割が存在感の低下を認めてはいるものの、圧倒的差とまでは言えない状況だ。
また、アンケートの他にもSNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。
やはり「ハイブリッドを普及させた功績は大変素晴らしい」「ハイブリッド界のパイオニア」と称える一方で「選択肢が広まりハイブリッドでも好みのデザインが選べるようになったのでプリウスのアドバンテージはなくなってしまった」という声が多く見受けられた。
中には「このデザインだから選ばない人がいる」「燃費の為のデザインなので後席の頭上空間が狭い」「最近は変にスポーティに振って残念」という声も。
2020年12月、日本政府は2030年のガソリン車販売禁止を発表し、脱ガソリンに向けた「自動車の電動化」を進める方針を打ち立てた。電動化とは簡単に言うと、自動車の動力源をエンジンから電気モーターに変えていくこと。それらのモデルにはハイブリッド(HV)、プラグインハイブリッド(PHV)、電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)などが含まれる。電動化が叫ばれる中、果たしてプリウスは再びエコカーのトップランナーに返り咲けるのか? それともこのまま“オワコン”となり姿を消してしまうのか。今後の動向に期待が掛かる。
[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ニューヨーク自動車ショー開幕…「EV一辺倒」に変化の兆し、HVやガソリン車の出展目立つ
読売新聞 / 2024年3月28日 10時57分
-
利益4兆円超えのトヨタ自動車 "王座維持"のカギ 北米HV、東南アジアEV… 最新リポート【前編】
東洋経済オンライン / 2024年3月18日 7時0分
-
新設のEV賞は日産 サクラ、EVの知見活かしたこれまでにないカテゴリの車…いいクルマアワード2024
レスポンス / 2024年3月14日 19時15分
-
約700馬力の新型「FRスーパーカー」初公開! 超ロングノーズに「ツインターボ×手組みエンジン」搭載!「最強・最速モデル」お披露目に反響あり
くるまのニュース / 2024年3月7日 22時10分
-
電動自動車、米で人気上昇 ランキングで上位に=消費者誌調査
ロイター / 2024年2月28日 13時44分
ランキング
-
1「友だちの輪」誕生のきっかけにあの世界的巨匠 ハプニングの宝庫「笑っていいとも!」の魅力
東洋経済オンライン / 2024年3月28日 14時0分
-
2「回転寿司」でよく食べているネタは? ハマチ・ブリ、マグロを上回った第1位は?
オトナンサー / 2024年3月28日 8時10分
-
3【ダニまくら】「3週間以上カバーを洗濯していない枕」で寝ている人の割合は?
マイナビニュース / 2024年3月28日 15時15分
-
4マンガ、ゲーム、動画配信…若い世代が勤しむ“趣味系ポイ活”、隙間時間も逃さないお得術とは?
ORICON NEWS / 2024年3月28日 8時10分
-
5朝食の有無で「人生の収支」が変わる…東北大の調査でわかった「朝食と年収&就職先」の驚きの相関関係
プレジデントオンライン / 2024年3月28日 7時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください