新社会人が気を付けたいお金の失敗とは? 実際に多いトラブル事例・回避方法も解説
マイナビニュース / 2024年4月12日 16時30分
社会人になって最も楽しみなことといえば、「自由に使えるお金が増えること」ではないでしょうか。一人暮らしの人はやりくりが大変ですが、働いて得たお金を何に使おうか考えるのは楽しいですよね。ただし、新社会人は経済的に自立する反面、お金のトラブルや失敗を経験する機会も増えるもの。そこでこの記事では、新社会人が見舞われやすいお金のトラブルや失敗の事例を紹介し、それらを回避するポイントもあわせて解説します。
■新社会人は要注意! よくあるお金のトラブル事例5選
社会人になって世界が広がると、詐欺やもうけ話などお金のトラブルに巻き込まれるリスクも高まります。どのようなお金のトラブルがあるのか、特に多い実際の事例を見てみましょう。
1.投資や暗号資産などのもうけ話に誘われる
消費者庁によると、友人や知り合いなどから投資話を持ちかけられ、高額な投資用USBメモリを購入させられたというトラブルが多発しているそうです。「投資の勝率が上がるシステム」が入っているというUSBメモリを50万円など高額で購入したものの、システムを使っても全くもうかる気配はない。
すると、投資の勧誘員が「友だちを紹介したら5万円あげる」など紹介料をちらつかせてきますが、これはいわゆる「マルチ商法」といわれる商法です。新たに友人や知人を紹介してしまうと、今度は自分が加害者になってしまう可能性があり、とても危険です。
投資には必ずリスクがあることを知ったうえで、怪しい話は断り、借金をしてまでシステム等を買うように勧められたら特に用心しましょう。また、最近は暗号資産のもうけ話も増えています。友人や知り合いを通してだけでなく、SNSにおいても「簡単にもうかる」といった情報が多数発信されていますので、注意しましょう。
2.もうからない情報商材を購入してしまった
簡単に稼げるとうたう「情報商材」によるトラブルも多発しています。情報商材とは、主にインターネット上で販売されている情報のことですが、特に、ビジネスや投資、副業やギャンブルなど、高額な収入を得るためのノウハウがPDF形式などで売られていることが多いです。
情報商材にはきちんとした内容のものもあるため、情報商材というだけで「危険」と判断することはできませんが、中には、全くもうからない詐欺まがいの情報も多く存在しています。情報商材は購入するまで中身が確かめられませんので、「おいしい」と感じる情報でもすぐには飛びつかず、時間をかけて購入を検討しましょう。
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