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マウスのボタンにChatGPTを統合するLogitechのLogi AI Prompt Builder

マイナビニュース / 2024年4月30日 9時29分

画像提供:マイナビニュース

Logitech(日本法人はLogicool)のLogi Options+は、同社製のマウスやキーボードなどの動作をカスタマイズするためのユーティリティソフト。マウスのボタンに任意のアクションを割り当てたり、キーボードの配置を変更したりといった設定を行える。

このLogi Options+にChatGPTとの連携機能が追加された。新機能を利用すると、マウスの任意のボタンを押した際に「Logi AI Prompt Builder」と呼ばれるウィンドウを呼び出し、そこからChatGPT用のプロンプトの作成と実行を行える。

○Logi AI Prompt Builderとは

Logitechでは、次のリリースページでLogi AI Prompt Builderの機能について説明している。

Logi AI Prompt Builder: Build Prompts Faster and Easier

前述したように、Logi Options+を使うとマウスの各ボタンに任意のアクションを割り当てられる。コピー&ペーストや、Webブラウザの「進む」や「戻る」といった単純なショートカットだけでなく、Webブラウザを起動して任意のWebサイトを開いたり、コピーしたURLをソーシャルメディアに投稿したりといった、複数ステップで構成されるアクションも設定できる。

最新版であるLogi Options+ 1.70に、このアクションとして「Logi AI Prompt Builder」という項目が追加された。Logi AI Prompt BuilderはChatGPTと連携して動作する小さなウィンドウで、予め設定されたレシピ(テンプレート)と、マウスのボタンが押されたときに選択されていたテキスト、追加のオプションを組み合わせてプロンプトを作成できる。続けて、[Submit]ボタンを押せばプロンプトがChatGPTに送信され、回答が表示される。

通常であれば、マウスでテキストを選択してクリップボードにコピーした上で、ChatGPTのサイトにアクセスしてテキストをペーストし、そこから命令を保管してプロンプトを完成させるという作業が必要となる。それを数回のクリックだけで実行できるようにするのがLogi AI Prompt Builderというわけだ。
○Logi AI Prompt Builderの使い方

Logi AI Prompt Builderを使うには、まずLogi Options+ 1.70以降のバージョンでマウスの任意のボタンにアクションを割り当てる必要がある。マウスのボタン設定画面で任意のボタンを選択した上で、アクション一覧の中から「Open AI Prompt Builder」という項目をセットする。これで設定は完了だ。

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