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SeagateのHDDが故障率ゼロで好調、Backblaze2024年第1四半期レポート

マイナビニュース / 2024年5月7日 8時42分

画像提供:マイナビニュース

オンラインバックアップサービス企業のBackblazeは2024年5月2日(米国時間)、「Backblaze Drive Stats for Q1 2024」において、2024年第1四半期におけるHDD(ハードディスクドライブ)の故障率に関するデータを発表した。モデルやディスクサイズ別の故障率などが公開されている。

○2024年第1四半期のHDD故障率

2024年第1四半期におけるHDDの故障率の統計データの主な注目点は次のとおり。
○故障率がゼロだったモデル「Seagate ST16000NM002J」(16TB)

2024年第1四半期の運転日数:42,133日、生涯ドライブ日数:216,019、生涯AFR:0.68%、生涯信頼区間:1.4%
○故障率がゼロだったモデル「Seagate ST8000NM000A」(8TB)

2024年第1四半期の運転日数:19,684日、生涯運転日数:106,759、ライフタイムAFR:0.00%、生涯信頼区間:1.9%
○故障率がゼロだったモデル「Seagate ST6000DX000」(6TB)

2024年第1四半期の運転日数:80,262日、生涯ドライブ日数:4,268,373、生涯AFR:0.86%、生涯信頼区間:0.3%

2024年第1四半期の年間故障率(AFR: Annualized Failure Rate)は1.41%だったが、1.53%だった2023年第4四半期から低下している。1年前となる2023年第1四半期のAFRは1.54%であり、同年からも低下した。

ディスク合計数が100台未満で、ディスク稼働合計日数が10,000日未満のモデルは、セカンダリグループとして上記分析の対象には含まれていない。セカンダリグループに分類されているモデルはまだ稼働したばかりで故障率の分析対象とするには不適切とされている。ディスク数が100台を超え、稼働合計日数が10,000日を超えるとセカンダリグループを抜けて分析の対象になる。

Backblazeは四半期ごとの故障率に対しては100台超え10,000日稼働合計時間超えという閾値を、また、1年故障率に対しては250台超え50,000日稼働合計時間超え、生涯故障率に対しては500台超え100,000日稼働合計時間超えという閾値を設けている。これらは随時評価して更新していくという。
○生涯HDD故障率

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