1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

PISCが創立25周年を機に賞金100万円の新たな社内表彰制度開始、その狙いとは

マイナビニュース / 2024年5月17日 7時0分

画像提供:マイナビニュース

パナソニック インフォメーションシステムズ(PISC)は4月22日、社員を対象にした表彰制度「PISC AWARD」の受賞者を発表。大阪市内のホテルで表彰式を開催した。

「PISC AWARD」では、これまで売上や利益といった目に見える経営貢献にフォーカスして表彰していたが、1999年2月に設立してから今年で25周年を迎えることから制度を一新。チャレンジやTransformationなど、6つのカテゴリーに再編した。
生成AI技術「PX-AI」のプロジェクトチームが最優秀賞を受賞

6つの賞の中で最も優秀なチームには「PISC CEO AWARD」として、賞金100万円が贈られた。

今回、「PISC CEO AWARD」を受賞したのは、生成AI技術「PX-AI」の全社展開を行ったR&Dセンターのプロジェクトだ。PX-AIは、ChatGPTをベースにした社内専用の生成AIサービス。

このプロジェクトは、開始から2週間という短期間で生成AI技術「PX-AI」をパナソニックグループ社員に展開。昨年4月に提供を開始し、1年かけて改修を進めたという。直近の4カ月に限ると全社の42%が「PX-AI」を利用している。今後は、音声入力や画像認知という領域にも広げていくということだ
より特別感が味わえる表彰制度に刷新

受賞に際して、代表取締役社長 玉置肇氏は、次のように語った。

「『PISC AWARD』では、現場で手を動かし、汗をかいている人を称えたいと考えています。『PX-AI』チームには、これからの進化を期待しながら、最初の『PISC CEO AWARD』を差し上げようと思いました。このように晴れの日を作り、頑張った人たちを称えるというのは、すごく良いことだと思います。これからも、生成AIを使って企業変革を支えてほしいです」

玉置氏は、このように現場の人を褒め称えることを、PISCのカルチャーにしていきたいとの意気込みを示した。そして、次の25年に向けての抱負を以下のように語った。

「1932年、松下幸之助創業者は250年の計画を立てました。そして、250年を10節に分け、25年を一区切りに事業をやってきているわけです。PISCは今年で25周年。私たちは次の25年、新たな目標に向かっていきますが、その区切りにふさわしい会になったと思っています。パナソニックグループをますます発展させるためにも、PISCのみなさん、それから協力会社、関連会社のみなさん、みんなで心を一つにしてやっていきたいと思います」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください