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ネタニヤフ、アメリカとも対決姿勢──ユダヤ教超正統派大隊「ネツァ・イェフダ」制裁で

ニューズウィーク日本版 / 2024年4月22日 15時49分

この戦争のきっかけは、2023年10月7日、ハマスとその他のイスラム過激派集団によるイスラエル南部への襲撃で、約1200人が死亡、250人が人質としてガザに連れ去られた。イスラエルの発表では、戦争で荒廃したガザ地区に人質約130人が残されており、30人が死亡したとAP通信は報じた。

イスラエルは即座に宣戦布告し、ガザへの空爆を開始し、ガザへの食糧、燃料、エネルギー、医薬品の供給を遮断した。昨年10月下旬には、ガザへの地上攻撃が開始された。

AP通信がガザ保健省の発表として伝えたところによると、7カ月近くに渡る紛争で、パレスチナ人の死者は3万4000人以上、負傷者は7万6000人を超えるという。ハマスが運営する保健省は、死者数について戦闘員と民間人を区別していないが、少なくともその3分の2は子どもと女性だという。

パレスチナ人の死者数が多いことから、民間人が意図的に標的にされているという疑いが生じ、イスラエルが戦争犯罪、さらにはジェノサイドに手を染めているという非難を引き起こしている。

制裁の対象となったネツァ・イェフダ大隊が初めてアメリカ当局の監視対象になったのは、2022年に78歳のパレスチナ系アメリカ人男性を手錠に猿ぐつわで屋外に放置し、死亡させた事件がきっかけだった。

【動画】創設25周年を迎えたネツァ・イェフダ

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