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口に入れた瞬間ふわっと溶けて濃厚な味わい 手作り豆腐を求め1日2度来る客も 看板メニューは沖縄そば全部乗せ定食

沖縄タイムス+プラス / 2024年5月3日 7時47分

手作りの豆腐とボリュームのある定食を提供する「TO-PU」店主の前原聡さん(中央)と従業員=4月29日、本部町浜元

[胃心地いいね](775)沖縄料理と島どうふTO-PU 本部町浜元233

 沖縄美ら海水族館や備瀬のフクギ並木などの観光地から程近い本部町浜元に、作りたての豆腐とこだわりの沖縄料理で地元客や観光客の胃袋をつかむ食事処がある。2023年7月にオープンした「沖縄料理と島どうふTO-PU(とーぷ)」だ。

 店主の前原聡さん(37)は東京で沖縄料理屋を7年間経営。沖縄に帰郷し、母の古里で、自身も高校生の頃に住んだ、思い入れのある同町に店を構えた。

 店名「とーぷ」は本部の言葉で豆腐屋を意味し、1日2回仕込む手作り豆腐が一番の売りだ。

 そばやゴーヤーチャンプルーなど豊富なランチメニュー全てに一口サイズの「島豆腐」「ゆしどうふ」「おから」が付く。特にゆしどうふは口に入れた瞬間にふわっと雪のように溶け、濃厚な大豆の香りが広がる。

 看板メニューは「沖縄そば全部乗せ定食」(税込み1200円)。そばの上にはよく煮込まれた三枚肉とソーキ、ゆしどうふや昆布、かまぼこが鎮座する。

 豆腐3点に沖縄風炊き込みご飯の「じゅーしー」、モズクや本部で採れた野菜を使った小鉢が付いてボリューミー。食後は気持ちの良い満腹感に包まれる。

 ランチメニューは、チキン南蛮や生姜(しょうが)焼き、チャンプルーなどその日の気分に合わせて選べる豊富な定食を用意し、ほとんどが880円とリーズナブル。

 そんな店には、地元住民や観光客、ダイビングショップのインストラクターなどさまざまな客が訪れる。手作りの豆腐を求め、毎日のように通う客や1日2回足を運ぶ客も。前原さんは「小さい時から豆腐が好きだった。南風原町で豆腐屋をやっていた祖母から作り方を学び、ブラッシュアップした品を食べに来てほしい」と自慢の豆腐をPRした。(北部報道部・松田駿太)=金曜日掲載

 【お店データ】テーブルやテラス席など約40席。営業時間はランチが午前11時~午後3時。ディナーが午後5~9時。火曜定休日。 電話0980(43)1774

 

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