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下野紘「僕だけはオルフェを愛する」 演じたキャラクターへ惜しみない愛語る

ORICON NEWS / 2024年5月19日 11時0分

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』フィナーレ舞台あいさつ(左から)田中理恵、石田彰、下野紘 (C)ORICON NewS inc.

 アニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの約20年ぶりの完全新作となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(1月26日公開)のフィナーレ舞台あいさつが18日、都内で開催された。

【写真】笑顔で手を振る『ガンダムSEED FREEDOM』キャスト陣

 イベントには、キラ・ヤマト役の保志総一朗、ラクス・クライン役の田中理恵、アスラン・ザラ役の石田彰、アルバート・ハインライン役の福山潤、オルフェ・ラム・タオ役の下野紘、福田己津央監督が登壇した。

 本作でキラと相対したオルフェを演じた下野。圧倒的な存在感を示したが、やはり敵役の宿命もあり、下野は「たくさんの方がオルフェを嫌おうとも僕だけはオルフェを愛する」と愛を欲するオルフェへの惜しみない愛を伝えた。すると福田監督は「いやいや僕はオルフェが大好きですよ。きょうもオルフェのコロンを着けてきましたし、オルフェのジャケットも買いました」と明かし、下野は「ありがとうございます!」と笑顔を返していた。



 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、2002年10月より全50話で放送された、21世紀に入って初めて制作されたテレビシリーズのガンダム作品。物語は遺伝子調整がおこなわれた人類(コーディネイター)とこれまでの人類(ナチュラル)が、軍事組織ザフトと地球連合軍にわかれ戦いを繰り広げる。この戦争を通じ、コーディネイターである主人公のキラ・ヤマトの苦悩と成長が描かれている。

 これまでのファン層に加え多くの女性層を獲得し、最高視聴率8.0%を獲得。さらに小学生を中心に第二次ガンプラブームを巻き起こし、“新世代のガンダムシリーズ”として一世を風靡した。

 また、2004年10月から続編となるテレビシリーズ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』も放送され、前作を上回る最高視聴率8.2%を獲得。シリーズ累計のパッケージ販売数は驚異の400万本を超え、音楽、イベントなどテレビアニメシリーズの枠を超えて、日本中を席巻した人気作品となっている。

 シリーズの完全新作となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のストーリーは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の続編となり、戦いが続く世界でキラやアスラン、シンたちの新たなストーリーが展開される。

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