【岐阜県高山市】日本三大美祭のひとつ 春の高山祭(山王祭)が開催されます
PR TIMES / 2024年4月9日 11時45分
飛騨高山に春の訪れをつげる、伝統の祭典
毎年4月14日・15日に行われる山王祭は、旧高山城下町の南半分の氏神様である「日枝神社」の例大祭です。動く陽明門とも称される、絢爛豪華な12台の屋台行事は、秋の高山祭の11台の屋台行事とともに、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。飛騨匠の技を伝え、国の重要有形民俗文化財に指定された12台のうち、11台の屋台が勢揃いします。(※1台修理中のため今年は11台)
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高山祭とは毎年4月14日・15日に開催される日枝神社の「山王祭」と、毎年10月9日・10日に開催される櫻山八幡宮の「八幡祭」のふたつをさす総称で、日本三大美祭のひとつとして挙げられ、地域の人々によって大切に守り継がれてきました。
このうち、飛騨高山に春の訪れをつげる「山王祭」は、旧高山城下町南半分の氏神様である日枝神社の例大祭です。毎年4月14日・15日、安川通りの南側の地区に12台の屋台が登場(今年は11台)。屋台曳き揃えや3台の屋台によるからくり奉納などの伝統的な祭行事が楽しめます。
祭の起源は飛騨の領国大名金森氏の時代(1585年~1692年)、屋台の起こりは1718年頃といわれ、巧みな人形の動きを披露するからくり奉納や、仕掛けが施された戻し車など、匠の技が生きています。
山王祭では動く陽明門とも称される「祭屋台」が12台曳き揃えられ、その豪華絢爛な姿を披露してくれます。また、闘鶏楽(とうけいらく)や裃姿(かみしもすがた)の警固など伝統の装束を身にまとった総勢数百名におよぶ御巡幸(ごじゅんこう)と呼ばれる祭行列が、お囃子や雅楽、獅子舞に先導され祭地域をまわります。夜になると各屋台はそれぞれ約100個にもおよぶ提灯を灯し、艶やかに夜の闇を飾ります。飛騨人の意気が高まる高山祭。高山の揺るぎない誇りです。
スケジュール(天候により変更することがあります)
御巡幸(雨天時は中止)
14日(日)午後1時~午後4時頃
15日(月)午後12時30分~午後4時頃
屋台曳き揃え(雨天時はそれぞれの屋台蔵でのお披露目となります)
両日 午前9時30分~午後4時頃
からくり奉納(雨天時は三番叟・石橋台・龍神台がそれぞれの屋台蔵の中で披露されます)
両日 午前10時~10時50分頃、午後2時~2時50分頃
夜祭
14日(日)午後6時~午後9時頃(雨天時は中止)
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祭行事の見どころ
御巡幸(ごじゅんこう)
~タイムスリップしたかのような、昔の装束をまとった総勢数百人の祭行列~
300年続く行事で、神輿を中心に獅子、闘鶏楽、裃姿の警固など伝統の装束をまとった総勢数百名の大行列が、町を練り歩きます。14日午後に日枝神社を出て家々を巡り、中橋の御旅所へ。神輿はそこで1泊し15日午後より御旅所から神社へ還御されます。
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屋台曳き揃え
~豪華絢爛な屋台が曳き揃う、圧巻の景色~
屋台の意匠を間近で鑑賞できるのは、年にこの2日間だけです。からくり奉納を披露する3台の屋台と神楽台は両日とも中橋の御旅所前に、他の7台の屋台は14日は神明町通りに、15日はさんまち通りなどにそれぞれ曳き揃えられます。
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からくり奉納
~精巧な動きが魅力的なからくり人形~
中橋の御旅所では14日・15日の午前と午後の1日2回ずつ、三番叟、石橋台、龍神台の3台によるからくり奉納が披露されます。
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夜祭(よまつり)
~提灯を灯した屋台が幻想的な雰囲気~
14日の日没後、それぞれの屋台は約100個もの提灯を灯し、町を巡ります。順道場を過ぎると、伝統の曳き別れ歌「高い山」の調べとともに、各屋台蔵へと帰ります。闇夜に浮かぶ提灯の幽玄な美と幻想の世界が、昼間とは異なって深く心に刻まれます。
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【当日の問い合わせ先】
当日は案内本部を開設します。
開設時間:令和6年4月14日(日)午前8時30分~午後9時(夜祭中止時は午後5時30分まで)
令和6年4月15日(月)午前8時30分~午後4時
場所:高山陣屋前広場特設テント(岐阜県高山市八軒町)
電話:0577-34-8707(当日専用番号)
【本件に関するお問い合わせ】
高山市役所観光課
住所:〒506-8555
岐阜県高山市花岡町2丁目18番地
電話:0577-35-3145
FAX:0577-35-3167
メールアドレス:kankou@city.takayama.lg.jp
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