オカムラがベースアップ12,000円を含んだ7.30%相当の賃上げ、年間賞与が6.4カ月(平均約215万円)の見込み、大卒初任給は25万円へ引き上げ
PR TIMES / 2024年4月16日 14時45分
人財育成と働きがい改革の二本柱で、従業員と会社がともに成長
株式会社オカムラ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:中村 雅行)は、人的資本経営の柱の一つである「働きがい改革」の実現に向けて、今年度の春季労使協議の結果、ベースアップ12,000円と定期昇給で合計5.68%の賃上げを実施します。大学院卒・大卒・高卒の初任給を約10%引き上げ、大卒初任給は25万円となります。初任給改定による賃金増額補正を実施し、ベースアップ、定期昇給と合わせると7.30%の賃金改定となります。また、今年度の年間賞与は6.4カ月、平均約215万円の過去最高の賞与支給額になる見込みです。
1.賃上げの背景
当社は、中期経営計画2025で「新たな需要の創出」を目指し、時代の流れを捉え、提案力と製品力を磨き、「需要創出型企業」への変革を加速させています。企業の持続的成長を支える従業員一人ひとりが活き活きと働くことができるよう「人財育成」と「働きがい改革」を人的資本経営の二本柱として進めています。今年度の賃上げにより、物価上昇に対応し、優秀な人財の確保につなげます。従業員のエンゲージメントを高め、企業価値向上を図ります。
2.具体的な改定内容
1.基本給の改定
組合員一人当たりベースアップ一律12,000円と定期昇給の合計5.68%の基本給の改定を4月度給与から実施します。
2.初任給の改定
以下の通り、今年度の初任給を改定します。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/103401/table/112_1_83feb41d02a358e02818790904e54918.jpg ]
3.初任給改定に伴う、賃金の補正
初任給を改定することで入社2年目以降の従業員の賃金との逆転が生じないよう若年層を中心に基本給を補正します。それによる増額分は、組合員一人当たり5,300円相当(1.62%)になり、ベースアップ、定期昇給と合わせると7.30%の賃金改定となります。
3.賞与について
当社では、業績の結果によって賞与額を決定する成果型の業績賞与制度を導入しています。年間賞与=夏季1.5カ月+年末2.0カ月+業績賞与で構成されています。
今年度の業績賞与は、好調な業績を受け、6月末に約2.9カ月を支給する見込みです。その結果、今年度の年間賞与は組合員一人当たり6.4カ月、平均約215万円の見込みとなり過去最高の賞与支給額となります。
4.人財の採用について
2024年4月に大学院・大学卒137名、高校卒57名の194名が入社しました。また、前年度は30名のキャリア人財を採用しています。今年度の採用活動は、大学院・大学卒140名、高校卒60名の200名の新卒入社と約60名のキャリア人財の獲得に向けて活動を進めています。
5.その他
1.福利厚生制度の改善
物価上昇を考慮し宿泊出張時の宿泊代の増額、赴任者の家賃支給基準額と単身赴任手当の増額を実施します。
2.パート社員の時給改定
物価上昇への対応として、パート社員の賃金について組合員同様ベースアップ3.6%相当分の時給50円の増額を実施します。
-オカムラの人的資本経営の二本柱「人財育成」「働きがい改革」-
当社は創業以来、経営の基本方針において、「従業員はあくまで事業の協力者であり、縁あって互いに当社の人になったものである。共に企業を繁栄させる協力者であり、各々がチームの一員である。」と掲げ、「創造・協力・節約・貯蓄・奉仕」を社是に、人を中心とした経営を行ってまいりました。「人が活きる社会の実現」を目指し、企業の持続的成長を支える従業員一人ひとりが活き活きと働くことができるように、「人財育成」と「働きがい改革」を一段と進めることで、結果としてエンゲージメント向上につなげます。
人事施策の基本方針
・従業員一人ひとりが活き活きと働き、WiL-BE※を実現できる環境づくりを通して、エンゲージメントを高め、最大限の成果を発揮することによってオカムラの企業価値を向上させる。
・経営戦略を実現するために必要な人財ポートフォリオを構築し、採用・育成・評価・処遇・配置の人財サイクルによって従業員一人ひとりの成長とキャリア形成を図る。
・全社一体で最大限のパフォーマンスが発揮できる組織の構築と人財の配置を行いオカムラウェイ(経営理念)の浸透とチームワークの強化で経営目標を達成する。
※オカムラでは働きがい改革を「WiL-BE(ウィル・ビー)」と名付けて推進しています。「WiL-BE」はオカムラが提唱する「Work in Life(ワークインライフ)」に由来していますが、Work in Life は「Life(人生)にはさまざまな要素があり、その中の一つとしてWork(仕事)がある」という考え方です。
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