「葬送のフリーレン」に学ぶ!5つの職場サバイバル術―台湾メディア
Record China / 2024年5月7日 23時0分
6日、ファッション誌「Marie Claire」台湾版に、日本のアニメ「葬送のフリーレン」に学ぶ、五つの職場サバイバル術を紹介する記事が掲載された。
2024年5月6日、ファッション誌「Marie Claire」台湾版に、日本のアニメ「葬送のフリーレン」に学ぶ、五つの職場サバイバル術を紹介する記事が掲載された。
記事はまず、「新型コロナウイルス感染症が世界的なパンデミックを引き起こした中、20年4月28日発売の『週刊少年サンデー』で、山田鐘人氏が原作、アベツカサ氏が作画を担当した『葬送のフリーレン』が連載開始となった。1000年生きるエルフのフリーレンの視点から描かれる物語は、各話がまるで心のワクチンのようで、ブラックユーモアを交えつつも笑いと涙を誘い、穏やかでありながらも深い内容が魅力となっている。また『葬送のフリーレン』は、世界中で癒し系のロリ萌えブームを巻き起こしただけでなく、アニメでありながら、職場での問題を解決するための最良のガイドブックとなった」と紹介した。
続けて、「物語の第1話から、魔王が倒されて世界が平和になり、冒険者それぞれが故郷へ戻って新しい仕事を探す『冒険の終点』が描かれている。さらに、第5話にもならないうちに2人の冒険者が老いて天国へ旅立つが、発売後1年で400万冊以上を売り上げ、4年間では日本で2000万冊の大ヒットとなった。これほどの記録を打ち出す魔力とは一体何なのだろうか。『葬送のフリーレン』は時間という概念を全く感じさせない。1000年の寿命を持つエルフのフリーレンにとって、50年後に流星雨を一緒に見る約束や、同じ場所に6年間留まり魔法の書を研究することは特に長い時間ではない。ここで重要なのは感情、対応、人間の心、フリーレンのさまざまな表情、彼女が追求する一見奇妙な魔法、青年シュタルクとフリーレンの弟子フェルンとの恋愛だ。物語がゆっくりと進むにつれて(毎回物語の始まりは勇者ヒンメルの死からN年後と始まる)、生活に密着したような自然な会話が描かれ、物語が予想外の展開を見せることで、読者はさらに作品に引き込まれていくようになる」と評価した。
その上で、「勇者、僧侶、戦士、エルフが登場する物語であると聞いて、『ドラゴンクエスト』のように、魔王を倒すために敵を倒して経験値を積んで主人公が強くなる王道の冒険漫画を思い浮かべたなら、それは大間違いだ。それよりも、11年に深夜枠で放送された低予算の冒険ドラマでありながら、意外な大ヒットとなった山田孝之が主演の『勇者ヨシヒコと魔王の城』に近いものだと言える。著名な漫画家・窪之内英策氏の『天外福星』でエイリアンが人類の愚かさや難解さを観察するように、フリーレンの人間洞察力は圧倒的だ。もしフリーレンが現代でサラリーマンとして働いていたなら、職場を熟知した恐ろしい女性となるだろう。それでは、作中で学べる職場で成功するための魔法の言葉を見ていこう」と述べた。
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