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コンフィチュールのように粒々! 自家製いちごジャム 料理と酒

産経ニュース / 2024年5月6日 10時30分

露地物のイチゴが出回っています。粒がふぞろいなどで安くなったイチゴでジャムを作りました。煮てしまうので、形が悪かったり、粒が小さくても構いません。ただし、生で食べておいしくないイチゴはジャムにしてもおいしくはなりません。安いからといって、酸味ばかりが強いイチゴは避けた方が無難です。

糖分を気にして砂糖の量を控えると日持ちしなくなるので、ある程度の量は必要です。ジャムの色をきれいな赤色にしたかったのでグラニュー糖を使いましたが、三温糖や、きび砂糖などブラウンの砂糖を使うとジャムの色が濃くなります。

ジャムは粘性を出してゼリー化させるためにクエン酸やペクチンを入れますが、レモンの酸で代用します。酸味もプラスされて、爽やかな甘みを引き出してくれます。イチゴを煮ると、アクがでてきます。見た目が悪くなるからと丹念に取り除くレシピもありますが、僕はアクは取りません。抗酸化物質であるアントシアニンなどの栄養も取ってしまうのではと危惧するからです。

保存瓶は必ず消毒してください。煮沸するのがいいですが、洗って水滴の付いたままレンジでチンして水分を飛ばす方法もあります。ジャムを入れたら瓶を逆さまにして冷めるまで置いておきます。フタが少しへこんだ状態になっていれば、空気が抜けた証拠です。

完成したイチゴジャム。トーストに乗せて、食べてみてください。市販のジャムとの違いが堪能できると思います。休日のブランチに、スパークリングワインとともに楽しむのもお勧めです。長時間煮ていないので、コンフィチュールのようにイチゴの粒がそのまま楽しめます。ヨーグルトに乗せて、デザートとして食べるのもいいですよ。(速水裕樹)

材料(作りやすい分量)

イチゴ……………400g

グラニュー糖……200g

レモン……………1個

作り方

1.イチゴのヘタを取りボウルに入れて重さをはかり、鍋に入れる

2.イチゴの重さの半分の量のグラニュー糖を鍋に入れ、イチゴの表面に砂糖が付くようにかき混ぜて1時間置く

3.保存瓶を煮沸消毒する。水を入れた大きな鍋に瓶を入れ、火を付ける。沸騰したら瓶を3分煮て取り出す

4.イチゴの入った鍋に弱火で火を付ける

5.砂糖が溶けたら中火にしてかき混ぜる。沸騰したら弱火から中火で焦がさないように気を付けながら15分煮る

6.レモンを半分にカットする。半分を絞って果汁を入れる。再沸騰したら、もう半分を絞って果汁を入れて火を止める

7.瓶に入れてフタをしたら、瓶を逆さまにして常温に放置する。そのまま冷めたら完成

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