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阪神・岡田監督は逆転劇口火の糸原を称賛「先頭が塁に出るって言うても、筋書き通りにはなかなかいけへん」

スポニチアネックス / 2024年4月24日 22時56分

<D・神>9回、生還した近本(左)を迎える阪神・岡田監督(撮影・島崎忠彦)

 ◇セ・リーグ 阪神5ー3DeNA(2024年4月24日 横浜)

 阪神は2点劣勢の9回に4得点で逆転に成功し、連勝を今季最長の7に伸ばした。試合後、岡田監督は9回に口火を切った代打・糸原などを称賛。以下は一問一答。

 ――どこから振り返ったらいいかわからないような試合に。

 「変な試合やなあ。ほんまにもう…」

 ――8回は桐敷をいかせた。

 「いや、2点はな、2点っていうか、ほんとは1点やけど。なあ。2点じゃわからへんからなあ」

 ――ああいうところで糸原はいい働きをした。

 「去年もあったやんか。先頭で糸原が出てからな、逆転したの。その前な、ランナーたまったら、前川やったけどな。あっこも1発ほしかったからな。2点差やったから」

 ――つなぐ意識をみんなが持っていた。

 「だからまあ、展開がもうわからんようになったからなあ。どうなるかやけど。最後まで何が起きるか分からんような展開やからな。ゲームが」

 ――向こうは制球に苦しんだが、桐敷やゲラはよく投げた。

 「下はだいぶ悪かったみたいやで。まあそれは、それが仕事やから、ちゃんと投げよるよ、あのへんは」

 ――神宮でもあったが、ああいうところで打者がやることをやっている。

 「やることっていうても、わかっていてもなかなかできるもんじゃないからな。先頭が塁に出るって言うても、簡単に筋書き通りにはなかなかいけへんもんやからな。ああいうふうに後ろにつないでつないでできるんやから、そら大したもんやと思うよ、それは」

 ――雨で中断もあった。

 「そうやん、だから、あそこで中断すると思わんかった、オレもな、あんなお前、イチゼロじゃ、お前しかしのお、向こう怒りよるやろ、と思たよ。あそこでなあ、パーンて(雨が)強なったらあれやけど、このぐらいやったらやるかなあと思とったから、それはもう、伊藤も全然(気持ち)きらしてなかったからなあ」

 ――それを見て中断を挟んでも続投。

 「全然球数少なかったからなあ。まああの回ぐらいまでかなあと思てたけどなあ。まあだから、満塁にしても良かったけど、一点やからな、初戦も山本にタイムリー打たれとったからお前、聞きに行かしたら勝負するいうから、そらしゃあないよ。あとどうなってるとかそらもう結果論だからわからへんからそれは。まあまあ別にあいつに任してるわけやから、あいつらに、あいつが勝負するいうからそら勝負させんとそらしゃあない」

 ――DeNAにダメージを与える黒星になったのは意味があること。

 「いやまあ、こういう勝ち方なあ、そら序盤に2、3点取ってたらもっと楽な展開になってるんやで。おーん。2、3点とっとったら、あそこでもう終わってたかも分からんやんか(笑い)。1点じゃやっぱりなあ、そういうふうになるからなあ、もうちょっとなあ。まあそらあんまり、最後はうまいことつながったからなあ、そういういい感じで点とれたように見えてるけど、序盤は全然やで、もう、はっきり言うて」

 ――大山は意地の。

 「ええやん、意地でも一本出る方がええやん。でえへんのもおるんやから」

 ――ノイジーと輝の並びは相性なども踏まえ。

 「まあ、ノイジーもあんまり良くはないんやけどなあ。結果的に変えて点入ったし、よかったやん。(ノイジーは)あんまり内容も良くはなかったけど、ああいうヒット向こうも一番嫌やしな」

 

 ――連勝継続は。

 「そんなのは眼中になかったよ、はっきり言うて」

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