オリ 今季2度目の連敗で勝率5割に 日ハム伊藤に2戦計12回で無得点 椋木は2季ぶり敗戦投手

＜日・オ＞6回、ベンチで試合を見る中嶋監督（撮影・高橋　茂夫）

　◇パ・リーグ　オリックス0―9日本ハム（2024年4月27日　エスコンF）

　オリックスは3連敗を喫した3月31日～4月3日以来、今季2度目の連敗を喫し、勝率5割となった。

　日本ハム・伊藤の前に打線が5回まで無安打と沈黙。4点劣勢の6回に福田のチーム初安打などで2死一、二塁をつくったが、セデーニョが三直にたおれた。伊藤に対しては12日の対戦でも6回無失点に抑えられており、昨季5戦で0勝4敗、防御率4・66と打ち込んだ右腕相手に、今季は2戦計12イニングで無得点となった。

　7回には2番手・河野から1死満塁をつくったが、杉本が空振り三振、福田が一邪飛にたおれた。結局最後まで得点を挙げられず、今季4度目の零敗を喫した。

　右肘側副じん帯再建術（通称、トミー・ジョン手術）、育成契約を経て22年9月8日の西武戦以来、597日ぶりの復帰登板を果たした先発・椋木だったが、初回に4連打を浴びるなど4失点。3回9安打4失点で、22年の8月21日西武戦以来、2季ぶりの黒星を喫した。