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阪神 1得点敗戦も、中野が前日2失策からリベンジ打!「今日の試合に集中することだけを考えていた」

スポニチアネックス / 2024年5月8日 22時41分

<神・広>3回、阪神・中野は右前適時打を放つ(撮影・平嶋 理子)

 ◇セ・リーグ 阪神1ー3広島(2024年5月8日 甲子園)

 前日7日の広島戦で二塁ではプロ初となる1試合2失策を犯した阪神・中野が、適時打を放ち気を吐いた。

 「なかなかチャンスが作れない中で、近本さんが盗塁してくれてチャンスメークしてくれた。自分の中で還そうというよりも、いい形で後ろにつなごうという意識」

 1点ビハインドで迎えた3回。カウント2―2からの6球目、大瀬良のやや外角寄りの直球を引っ張り込んで右前適時打を放ち「昨日のことはあまり引きずらず、自分の中で切り替えて今日の試合に集中することだけを考えていた。昨日のプレーがどうというよりは、自分がやるべきことをしっかりやった結果」と胸を張った。

 前日7日は自らの失策が全て得点に直結したが、この日は3度の二ゴロを軽快に処理した。

 それでもチームは中野が生み出した1得点に終わり2連敗。低調な打線の中でも打率はチームトップの・283を誇示する選手会長は「後ろのバッターにつなぐという意識をもう1回全員が持ちながら、線としてつなげられるようにやっていきたい」と話し、クラブハウスへ引き揚げた。

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