【Ｕ－２３】松木玖生のアジア杯決勝〝早期交代〟…城彰二氏が見解「代えるべきだと思った」

ＭＦ松木玖生

Ｕ－２３日本代表は、パリ五輪アジア最終予選を兼ねるＵ－２３アジアカップ（カタール）で優勝を果たした。１―０で勝利した３日に行われたウズベキスタンとの決勝は、主力のＭＦ松木玖生（２１＝ＦＣ東京）が早々に交代を命じられて、ネット上などではさまざまな意見が飛び交った。

大岩剛監督が「松木を信頼してないのでは」との指摘も上がった中、元日本代表ＦＷの城彰二氏が、自身のユーチューブチャンネルで、この交代について持論を展開した。

「松木君に関しては、いろいろ論議されているみたいで『なんで松木を代えるんだ』とか、いろいろあったんだけど、俺は代えるべきだと思った。試合の入り、ファーストタッチを彼はミスした。そうなってからリズムがつかめなかった」

続けて「これは、サッカー選手〝あるある〟なんだけど、良い大会になればなるほど、最初の出だし、ファーストタッチはすごく重要で、そこでうまくいけば、それで乗れる。だけど松木君を見ると、全然うまくいかなくて、そこからリズムをつかめなくて、体も重たそうだし、ミスパスも多かった。本来の松木君ではなかった」と主張した。

経験者ならではのファーストタッチの重要性。「ファーストタッチをやっぱりしっかり考えながらプレーすると、思った以上に乗れるんだよね」と強調した。