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ダルビッシュ有 野茂英雄、黒田博樹に続く史上3人目の日米通算200勝達成

東スポWEB / 2024年5月20日 12時19分

日米通算200勝を挙げたダルビッシュ有(ロイター=USA TODAY Sports)

パドレスのダルビッシュ有投手(37)は敵地アトランタでのブレーブス戦に先発し、7回を2安打無失点、9三振1四球で今季4勝目(1敗)をマークして野茂英雄、黒田博樹に次いで史上3人目の日米通算200勝を達成した。防御率2・08。打者23人に99球投げ、ストライク70球。チームは9―0で勝った。

前日の試合が降雨延期となりスライド登板した影響は全くなかった。米スポーツ専門局ESPNによる日曜夜の注目カードとして全米に中継され、日本でもNHKBSが当初予定していたドジャース戦から変更。日米で注目度の高いマウンドだった。

初回、クロネンワースの2ランなどで3点の援護をもらってマウンドへ。二死後、3番オズナには左翼線二塁打を許すも4番オルソンを80マイル(約128・7キロ)のナックルカーブで3球三振に打ち取り無失点。2回、先頭アルシアに三塁線へ鋭い打球を打たれるがマチャドが好捕。内野安打になったが、長打を防いだ。続くハリスは三ゴロ併殺打に打ち取り、続くショート空振り三振に仕留めた。

3回は二死からアクーニャにストレートの四球を与えるもアルビーズをカウント1―1からの3球目、86マイルのスライダーで中飛に仕留め無失点で終える。

味方打線は4回さらに4点を追加。ここから無双する。4回はオズナを空振り三振、オルソンを中飛、そしてアルシアを見逃し三振の三者凡退。5回はハリスを二ゴロ、ショートを左直、ケレニックは空振り三振とわずか10球で終えた。6回も一死後、アクーニャ、アルビーズを連続空振り三振。

この時点で球数は85球だったが。翌日はダブルヘッダーのため続投。先頭オズナはカウント1―2からの4球目、73マイル(約117・5キロ)のカーブで空振り三振を奪い、続くオルソンにはファウルで粘られるもフルカウントからの8球目、85マイル(約136・8キロ)のスライダーで力のない左飛に打ち取る。そしてアルシアには1ボールからの2球目、85マイルのスライダーで遊ゴロに打ち取り三者凡退。ここで交代となった。スタットキャストによれば、最速94・8マイル(約152・6キロ)のストレートと最遅69・9マイル(約112・5キロ)と実に40キロ差の緩急でブレーブス打線を手玉に取った。

これで4月14日(同15日)のドジャース戦の5回から通算25回無失点。4試合連続無失点は日本人先発の最長記録を更新。日本人投手の連続イニング無失点の最長は上原の30回1/3だが、25回は松坂の24回1/3を抜き、先発最長となった。

偉業に王手を変えた前回登板、12日(同13日)のドジャース戦後、「なるべく早く達成して、早く気が楽になりたい」と語っていたダルビッシュ。言葉通り一発で決めた。

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