【留学】アメリカ、オーストラリア、カナダ、スイス、ラトビア、韓国… 留学先に決めた理由と学んでいること!
LIMO / 2024年3月22日 12時5分
【留学】アメリカ、オーストラリア、カナダ、スイス、ラトビア、韓国… 留学先に決めた理由と学んでいること!
英語力を伸ばしたい、文化を学びたい、精神の安定を保ちつつ学びたい… 目的によっても選び先は変わる
筆者は現在、アメリカに留学しています。新学期を迎えるにあたって、「今年は留学しようかな」と考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし、留学先によっても体験は大きく変わってくるもの。目的などによっても、行く先は変わるでしょう。また、留学は非常に時間もお金もかかるため、後悔しない選択をしたいものです。
そこで今回は、世界各国に留学している友だちとそれぞれの留学や国について比べてみようと思います。現在の留学先を選んだのか、何を学んでいるのか聞いてみました。
アメリカ:「英語力を伸ばしたい! そして州ごとの雰囲気を実感したい」
初めての海外長期滞在ということ、そして英語力をより伸ばしていきたいと考えていたため、自然と留学先は英語圏であることが必須となっていました。
その中でもアメリカを選んだのは、主に2点あり、高校時代アメリカ留学のチャンスを逃していたから、そして、大学の授業でアメリカは州ごとに人々の性格傾向やイデオロギーが全く異なることを学び実際に肌で感じたいと思ったからでした。
また、ヨーロッパ等と異なり、専門性を身につけるよりも幅広く授業を選択できるカリキュラムが自分に合っていると思い、アメリカを選択しました。現在は、コミュニケーション学や心理学などの勉強を頑張っています!
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
オーストラリア・シドニー:「精神が安定しそうな地で留学したかった」
姉がオーストラリアに留学していたので、一度訪れたことがありました。その時に、都市と自然が融合している町の様子をみて素晴らしいと感じていました。
自分の経験として、自然と触れ合っていることは精神の安定に繋がると考えていたので、何が起こるかわからない留学はオーストラリアのように都市と自然がうまく融合している所でしたいと思い、オーストラリアに決めました。
留学先では会計学や異文化経営についてビジネスに関する授業中心に履修し、勉強を頑張っています!
カナダ・ケベック州:「英語が第一言語ではないところがよかった」
大学で第二外国語をまだ履修していなかったので、留学先を選ぶにあたって、英語が第一言語ではないところを選んでいました。
さらに、自分が全く新しい環境でどう変化していくのか見たかったこともあり、何度も訪れている東南アジアではなく、いろいろな文化が混在していそうなヨーロッパを中心に、スタートアップビジネスに関する授業が開講している大学をみていました。
抽選でヨーロッパではなくカナダになりましたが、私のいるケベック州は、カナダの中にあるものの、英語ではなくフランス語がメインで話されているところで、今はフランス語の習得とスタートアップビジネスの勉強を頑張っています!
スイス:「ヨーロッパ旅行をするのが夢だったから」
留学を始める前から、ヨーロッパを旅行するのが夢でした。そのため、ヨーロッパの真ん中あたりにある国であれば旅行しやすいと考え、スイスを選びました。
実際は、スイスからの航空券は割高でイタリアのミラノまで4時間ほどバスに乗ってからのほうが安かったりしましたが、それでもヨーロッパ中を旅行できたのでよかったです。
留学先の大学では、ブロックチェーンに関する授業などビジネスについて勉強しました。
ラトビア:「大学の専攻や英語のスコアを考慮して……」
日本で在席している大学が小規模のため、海外留学では大きな総合大学に行きたいと考えていました。
大学の専攻や英語のスコアを考慮して、北欧などから大学を選び、大学に希望を出し、結果としてラトビアに決まりました。
留学先では、ラトビア語や、ロシア・ウクライナの関係性なども勉強しています。
韓国:「韓国文化に興味があったから」
K-POPアイドルや韓国ドラマなどを通じて、韓国の文化にとても興味がありました。
また、就職活動を始める前にひとつ大きな経験を持ちたかったことと、自分で何かに挑戦してみたいと考えていたため、韓国への留学を決めました。
日本の大学を1年間休学して、韓国の大学で、韓国語の授業を取っています。留学を始めてから10カ月がたち、今は一番上のクラスで、歴史や経済、社会問題に関する文章を韓国語で読めるように頑張っています!
目的によっても選び先は変わる! 国ごとの特徴を考えて留学先を決めよう。
日本学生支援機構が2021年度に行った調査では、日本人留学生の行先として、アメリカが最も多く、続いて韓国、カナダとなりました。
今回のインタビューではこの表にはない、スイスやラトビアという日本人の留学の選択肢としてなかなかあがらない国に留学している日本人留学生にもインタビューができました。
国だけではなく、留学先の教育機関で何を学べるのかにも注目して選ぶことで、より意義のある留学経験になると思います。留学してみたいけれど、行先をどこにしたらいいかわからないという方の参考になればうれしいです。
参考資料
独立行政法人 日本学生支援機構「2021(令和3)年度 日本人学生留学状況調査結果(2023 年3月発表)」(https://www.studyinjapan.go.jp/ja/_mt/2023/02/date2021n.pdf)
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