1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

ウェンディーズ「640円モーニング」を見直した朝 マックの値上げ攻勢で、もはや全然高くない

東洋経済オンライン / 2024年3月30日 7時0分

ハンバーガーチェーンでフレーバーティーが飲めるのは珍しく、さらに追加料金なしで注文できる点も嬉しいポイントでした。三角ティーバッグで茶葉がゆっくり広がり、甘いピーチの香りが鼻腔をくすぐります。

サイドメニューの「ラウンドハッシュポテト」は、一口サイズのハッシュポテトが3つセットになっています。狐色のカリカリこんがりな外側と、ホクホクしっとりな内側の歯ざわりのコントラストが楽しいスナックです。

味付けは特になく、シンプル。でも、だからこそおいしい。厚みがあり芋感が強めの味わいです。油を吸い込んだ炭水化物の塊はなんとも罪深く、朝の五臓六腑に染み渡ります。

バンズは2種類、パティは四角

「ウェンディーズ」のハンバーガーのバンズは2種類。上記で紹介したブリオッシュパンのほかに、クイーンバンズというパンの中央に切り込みの入ったものがあります。

モーニングメニューの「ソーセージエッグ&チーズサンド」は、クイーンバンズを使用していました。水分を多めに含んだしっとりとした口溶けのよいパンで、優しい甘さが特徴です。

また、四角く厚みのあるビーフ100%のハンバーグパティが「ウェンディーズ」の象徴でもあるのですが、モーニング専用のソーセージパティも四角いパティを使用していました。ポークをベースにスパイスやハーブなどが利いたおしゃれな味わいです。

「B・E・L・T」と比べると、地味な印象がありますが、実はぷりぷりソーセージに、目玉焼き、スライスチーズと、しっとりクイーンバンズ。実はなかなかどうして、食べ応えのあるハンバーガーでした。

1年前は高いと思った価格が、今はそうでもないと感じる理由

実は1年前から「ウェンディーズ」のモーニングの価格は変わっていません。

筆者は、以前店に立ち寄った際に「ウェンディーズのモーニングのお値段、ちょっと高めだな」と感じたのですが、今回は「ウェンディーズのモーニング、このボリュームでこの価格なら、かなりお得だな」と感じました。

コロナ禍の外食産業の売り上げ低迷や、近年の物価高騰のあおりをうけ、ハンバーガーにインフレの波が押し寄せる中、安いハンバーガーチェーン筆頭だった「マクドナルド」は、度重なる値上げを繰り返し、都心価格を導入しました。

東京都在住で都心価格が適用される、我が家の最寄りの「マクドナルド」は、バーガーにドリンクMとハッシュポテトがセットになった朝マック「フィレオフィッシュセット」は、2023年1月に税込570円だったのが税込660円と90円値上がりし、「マックグリドルソーセージエッグセットは、税込540円だったのが税込620円と80円値上がりしています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください