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一気に進むか「京王線の高架化」ついに全工区着工 狭い狭い駅前に高架橋が続々 “踏切なくなる光景”が見えてきた!

乗りものニュース / 2024年5月17日 7時12分

明大前駅。下り線側に高架橋が立ち上がっている(乗りものニュース編集部撮影)。

目に見える構造物がどんどんできていく!

京王線高架化 今年で11年目

 京王電鉄は2024年5月10日、今年度の事業概要を発表。2013年度から進められている京王線の高架化が、今年は“目に見える”形で進捗しそうです。

 京王線の高架化は、世田谷区の東西(渋谷区・杉並区の一部含む)を横断する笹塚―仙川間の約7.2km。これにより25の踏切が除去されます。今年度からは、唯一未着手だった上北沢駅付近の第5工区の工事も始まり、8つある工区全てで(高架化に伴い線路を切り回す)仮線準備工や高架橋の構築などを進めるといいます。

 高架橋工事は、昨年度から始まった明大前付近、仙川駅側取付部に続き、芦花公園駅付近、千歳烏山駅付近でも新たに高架橋が立ち上がるそうです。高架化される駅の多くは、商店や住宅が駅近くまで立ち並んでいますが、そうしたなかに高架橋がいくつか姿を表しています。

 下高井戸駅などは、現在線の直上に高架橋を構築するため、上下線ホームの下で基礎杭工事などが行われています。桜上水駅や芦花公園駅では、既存の橋上駅舎撤去に向けて、地下に仮旅客通路の整備が進められます。いよいよ、既存の駅も生まれ変わるタイミングに近づきつつあります。

 なお、駅間の基本的な工事順序としては、まず下り線側に高架橋を構築し、下り線側を高架化。地上の下り線を撤去して、上り線側の高架橋を構築していく流れです。

 高架化により、特急停車駅ながら待避線がない明大前駅や千歳烏山駅が2面4線のホームとなり、優等列車と各駅停車などの待ち合わせも可能になるなど、駅の機能も大きく変化します。

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