「季節のない街」「キャッツを超えた!」「訳分からんパワーがすごい」
エンタメOVO / 2024年4月20日 23時18分
企画・監督・脚本、宮藤官九郎氏によるドラマ「季節のない街」(テレビ東京系)の第三話「半助と猫」が、19日深夜に放送された。
本作は、黒澤明監督が『どですかでん』(70)として映画化したことでも知られる山本周五郎の同名小説をベースに、舞台となる街を12年前に起きた“ナニ”の災害を経て建てられた仮設住宅のある街へと置き換え、現代の物語として再構築。街にやってきた主人公が住人たちの姿に希望を見つけ、人生を再生していく姿を描いていく。(*以下、ネタバレあり)
三木本(鶴見辰吾)に報告する住民のネタに困った半助(池松壮亮)は、飼い猫のトラ(皆川猿時)の悠々自適な生活について書き始める始末。
次に半助が目をつけたのはホームレスの親子。父(又吉直樹)と息子(大沢一菜)は、仮設住宅の敷地内に段ボールハウスを作り、街の外で息子が食料を調達することで暮らしていた。
父親は「リッチマン」と書かれたトレーナーを着ており、もとは大卒のエリートとうわさされるほどのインテリのようにも見える。半助は、三木本にホームレス親子のことを報告するが、それが予期せぬ事態を巻き起こす。
放送終了後、SNS上には、「3話目も見た。やっぱりこれは詩だよね。 正しいことやあるべき姿じゃなくて、どうしようもない状態やどうでもいいことを描いて、見ている人の気持ちを動かす。これがドラマの醍醐味(だいごみ)な気がする。原作も読んでみたいな」「毎週泣いている。まだ3話なのに」「訳分からんパワーがすごい」などといったコメントが見られた。
また、半助の飼い猫のトラを擬人化したことについて、「キャッツを超えた!」「皆川さんのトラがかわい過ぎた」「皆川猿時さんの猫は反則だよ。面白いに決まってるでしょ」といった声が上がった。
そして、ホームレスの親子についての、「仮設住宅はナニで家をなくした人のためのもので、もともと家がなかったホームレスには居住権がないという行政の冷たさ」「又吉直樹さん、ホームレスの役だったんだ。ホームレスの親子が生きていてホッとした。ダンボールの家が取り壊されちゃってどうしているのかと思った」などのコメントもあった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
宮藤官九郎さん脚本「季節のない街」5月31日OA第9話あらすじ 人生を悲観し命を絶とうとするタツヤ(仲野太賀)に、たんばさん(ベンガル)が驚きの提案
iza(イザ!) / 2024年5月29日 18時0分
-
「季節のない街」「勝手にハモんないでくれる」「泉谷しげるさんの『春夏秋冬』でタイトル回収」
エンタメOVO / 2024年5月25日 22時18分
-
宮藤官九郎さん脚本「季節のない街」5月24日OA第8話あらすじ 半助(池松壮亮)は永田(佐津川愛美)との復縁を否定 かつ子(三浦透子)はオカベ(渡辺大知)の前で予想しない行動に
iza(イザ!) / 2024年5月22日 18時0分
-
「季節のない街」「つらいけど見るのをやめられない」「えぐいけどこれは文学だ。そういう覚悟で見ているから大丈夫」
エンタメOVO / 2024年5月18日 9時41分
-
「季節のない街」「やるせない怒りが湧いてくる」「クドカン、いきなりとんでもない回をぶっ込んでくる」
エンタメOVO / 2024年5月11日 10時22分
ランキング
-
14人組バンド、メンバー”脱退と加入”を同時報告 ファンからは驚きと安堵の声
日刊スポーツ / 2024年6月1日 14時14分
-
2「ポリコレ」ディズニーに猛反発...保守派が制作する、もう1つの『白雪姫』とは
ニューズウィーク日本版 / 2024年5月30日 15時45分
-
3「サンジャポ」コメンテーターでレジェンドロックスター出演!ネット騒然「なんで?」「2度見した」
スポニチアネックス / 2024年6月2日 11時3分
-
4木村拓哉3rdアルバム値上げで見えた苦しい懐事情…性加害問題で収入が半分程度に激減
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月2日 9時26分
-
5YouTuberヒカルと宮迫博之の“粗品批判”でトバッチリ…内田理央が好感度急降下のお気の毒
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月2日 14時2分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください