雨の関東などは肌寒い一日 明日は天気が回復し暑いくらいに

ウェザーニュース

今日24日(水)は関東など雨が降っている地域で気温が上がらず、肌寒い一日になりました。晴れた九州は25℃を超えて暑いくらいです。明日25日(木)は広範囲で天気が回復し、東日本の内陸部では30℃以上の真夏日になる所があるとみています。

関東は朝から気温がほとんど横ばい

15時までの最高気温の分布を見ると、朝から断続的に雨が降っている東日本や、冷たい東寄りの風が吹き付けている北日本の太平洋側で気温が低くなっています。東京都心の最高気温は1時15分に観測された16.5℃です。15時現在は14.8℃しかなく、朝から気温はほとんど横ばいになっています。

一方、低気圧が離れて天気が回復した九州は気温が上がり、宮崎県美郷町にあるアメダス・神門では12時54分に28.2℃を観測しました。北海道も、日差しに加えてフェーン現象が発生した道北やオホーツク海側は気温が高く、中川町では東京都心より高い20.3℃を観測しています。

明日は関東甲信で気温が大幅に上昇

25日(木)の天気と気温

明日25日(木)は西から高気圧に覆われて、西日本や東日本は広い範囲で晴天が広がります。たっぷりの日差しで気温がぐんぐん上がり、25℃以上の夏日になる所も多い予想です。

特に、関東甲信の上空1500m付近には＋12〜15℃の暖かな空気が流れ込み、今日より10℃以上、気温が上がります。甲府の最高気温は31℃と、今年初めての真夏日になる予想です。水分補給や、空調の使用も検討した方が良さそうです。

北海道は海風が入る太平洋側と、山越えの風が吹き下ろす日本海側やオホーツク海側で気温差の大きい状態が続きます。雨が降る分、今日より寒く感じられそうなので、服装選びにお気をつけください。