公務員に転職したい人必見!仕事内容やメリット・デメリットを解説
(コンテンツ提供:ゼロアクセル)
※本記事は2022年7月20日時点の情報を元に作成されています。そのため、記事を閲覧いただく時期によっては、記載内容が実際の内容と異なる場合がございます。あらかじめご了承いただけますようお願いいたします。
「公務員に転職したい!」と考えている人も多いのではないでしょうか。公務員は国民や市民の生活を支えるやりがいのある仕事です。民間企業と違って利益を追求するわけではないので、安定的な生活を送りたい人に適しています。
しかし、実際に公務員を目指すとなると、年齢や経験・資格の問題で「公務員への転職は難しいのではないか」と疑問を覚える人もいるでしょう。そこで本記事では、公務員の仕事内容やメリット・デメリットなどを詳しく解説します。
目次
公務員の種類は大きく分けて2つ!それぞれの仕事内容とは?
公務員の種類は大きくわけて、国家公務員・地方公務員の2つです。それぞれの特徴をチェックしていきましょう。
国家公務員
出典:Unsplash
国家公務員は国民の生活を支える役割を担っています。地方公務員と比較すると、規模の大きい仕事に携われるのが魅力です。
しかし、注意しておきたいのが異動や転勤の範囲です。国家公務員の異動・転勤範囲は全国に及ぶため、転居が伴います。
地方公務員
地方公務員は市民に寄り添いながら業務を行います。地域密着型のスタイルをとっているため、地域に根ざしたサポートで市民に貢献したい人にはうってつけです。
国家公務員と違い、全国にまたがるような転勤・異動はありません。Uターン・Iターン転職を希望している人にもおすすめです。
公務員の仕事内容とは?
公務員は具体的にどのような仕事をするのか気になる人もいるでしょう。それぞれ詳しく解説します。
国家公務員総合職
出典:Pixabay
国家公務員総合職は一般的に「キャリア官僚」とよばれています。国全体に関わる法律や政策の策定・改正などを行っているのが特徴です。
国家公務員総合職は難関大学出身者がほとんどであり、厳しい試験を突破しなければなりません。
※出典:国家公務員試験採用情報NAVI2022「国家公務員試験ガイド2022総合職」(p.15) 2022.7.20
国家公務員一般職
国家公務員一般職は、国家公務員総合職が企画・策定した法律や政策などを運用するのがおもな役割です。
国家公務員一般職は総合職と比較すると、難関大学以外にも幅広い大学出身者を採用している傾向が高いです。そのため、門戸の広さを実感できるでしょう。
※出典:国家公務員試験採用情報NAVI2022「国家公務員試験ガイド2022一般職」(p.10)2022.7.20
国家公務員専門職
出典:Pixabay
ある分野のスペシャリストとして、国民の生活を守る業務に従事しているのが国家公務員専門職です。
幅広い分野の仕事を行う総合職と違って、専門職は特定分野のエキスパートであることが求められるのが特徴です。
※出典:国家公務員試験採用情報NAVI2022「国家公務員試験ガイド2022技術系職種」(p.21)2022.7.20
地方公務員(行政職)
地方公務員の行政職は地域住民の生活に根ざした業務を行います。インフラや福祉、教育など業務範囲が多岐にわたるのが特徴です。
地方公務員の行政職は市役所や区役所などで働くのが一般的です。年齢制限は地方自治体によって異なりますが、25歳~39歳を上限に定めている自治体が多い傾向にあります。
地方公務員(技術職)
出典:Pixabay
地方公務員技術職はある分野のスペシャリストとして働く人を指します。土木や建築、電機・機械などさまざまな分野から募集されています。
順調に出世すると、現場仕事だけでなく企画にも携われます。他部署の人と連携しながら仕事を進めるため、やりがいを感じられるのが魅力です。
地方公務員(公安職)
地方公務員の公安職は、地域住民の治安や安全を守る職業です。警察官や消防士が該当します。
消防士は地方都市の消防署に勤務するのが一般的です。火災が発生したら、その都度現場へ向かい、消火活動を行います。
公務員に転職する4つのメリット
公務員に転職するとどのようなメリットを得られるのでしょうか。さまざまな角度から確認していきましょう。
1. 利益を目的としない仕事に携われる
公務員として働く最大の魅力は、利益を目的としない仕事に携われる点です。民間企業は利益を追求しなければいけませんが、公務員は違います。
特に、社会や人のために貢献したいと考えている人にうってつけです。
2. 幅広い業務を体験できる
出典:Pixabay
幅広い業務を体験できるのも公務員として働くメリットです。公務員はさまざまな分野の部署に分かれており、ゼネラリストを目指せます。
配属先は定期的に変わることがほとんどなので、日々新しい刺激を受けながら業務にあたれるでしょう。
3. 福利厚生が充実している
公務員として働くメリットには、働きやすさを実感できることも挙げられます。公務員は福利厚生が充実している可能性が高いです。
そのほかにも、1日の勤務時間を減らせる育児時間休暇や妻の出産に付き添える配偶者出産休暇などがあります。
4. 給料が安定している
出典:Pixabay
給料が安定しているのも公務員として働くメリットです。民間企業のように景気や業績によって、給与が左右されません。
また、倒産・リストラのリスクが限りなく低いのもポイントです。たとえ大手企業であっても民間企業の場合は、倒産するリスクが拭えません。
公務員に転職する3つのデメリット
一方、公務員に転職することでデメリットは生じるのでしょうか。ひとつずつチェックしていきましょう。
1. 年功序列の文化が根強い
公務員は年功序列の文化が根強い傾向です。入社した年数や年齢の高い順にポジションが埋まっていくケースが多数見受けられます。
スピーディーに出世したい人や若いうちから大幅な給料アップを狙っているなら、公務員に転職するのは不向きな場合があります。
2. 新しい提案が通りにくい
出典:Unsplash
公務員は前例主義を掲げている場合がほとんどです。そのため、新しい提案が通りにくい点はデメリットといえます。
新しいアイデアを次々と実現したいなら、公務員以外の職場も検討してみるとよいでしょう。
3. 異動を伴う場合がある
見落としがちなデメリットとして、公務員は異動を伴う場合があります。国家公務員は全国・地方公務員は管区内で異動する可能性が高いです。
異動のスパンは職場によって異なりますが、数年単位で異動するケースが多いようです。
公務員へ転職する方法
公務員に転職するには、実際にどのような方法があるのでしょうか。それぞれ詳しく解説します。
一般枠の受験
出典:Pixabay
公務員に転職するにあたって、一般枠で受験する方法が挙げられます。年齢制限さえクリアしていれば、誰でも受験が可能です。
中途採用は翌月の10月から働く人も多く見受けられます。
経験者枠の受験
一般枠の受験以外にも、民間企業の経験やスキルを活かせる経験者枠の受験もあります。一般枠の受験と比較すると、筆記試験に占める割合がやや軽くなるのが特徴です。
地方自治体によっては経験者枠の受験を行っていないところもあり、門戸が狭いのも現状です。
公務員転職におすすめの転職エージェント・サイト
公務in
- 公務員の求人を1,800件以上保有※
- 公務員の試験情報を発信
- 公務員の転職に役立つ情報が満載
公務員の求人をいち早く探したいなら、公務inがおすすめです。公務inは、公務員の求人に特化した転職サイトです。
こだわり検索では、資格・職場・経験年数に絞って求人を探すことが可能です。未経験可の求人も多くあるので、業界・職種未経験の方でもぴったりな求人を探せるでしょう。
公開求人数 | 1,858件※ |
公務員の公開求人数 | 1,858件※ |
おもな機能 |
|
利用可能エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社peco |
※株式会社ゼロアクセル調べ・公務in公式サイト対象・2022.7.20現在
doda
- 直接スカウトを受け取れる場合がある
- 転職に役立つコンテンツが豊富にある
- 転職フェアや相談会を定期的に開催している
効率よく転職活動をしたいなら、dodaがおすすめです。dodaにて経歴や実績を登録すると、スカウトを受け取れる場合があります。
また、転職に役立つコンテンツが豊富にあります。職務経歴書を簡単に作成できるツールも備えているので、ぜひ積極的に活用してみてください。
公開求人数 | 147,893件※ |
公務員の公開求人数 | 270件※ |
おもな機能 |
|
利用可能エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
※株式会社ゼロアクセル調べ・doda公式サイト対象・2022.7.20現在
リクルートエージェント
- ほかの求人サイトに掲載されていない非公開求人が多数
- 実績豊富なアドバイザーが在籍
- 提出書類の添削や面接対策が受けられる
さまざまな求人を見比べたいなら、リクルートエージェントがおすすめです。2022年5月時点で、公務員の公開求人が179件※ありました。
また、実績豊富なアドバイザーが多数在籍しています。公務員転職に詳しいアドバイザーから、有益なアドバイスを得られるでしょう。
公開求人数 | 233,526件※ |
公務員の公開求人数 | 573件※ |
おもな機能 |
|
利用可能エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
※株式会社ゼロアクセル調べ・リクルートエージェント公式サイト対象・2022.7.20現在
まとめ
今回は公務員の仕事内容や公務員として働くメリット・デメリットを解説しました。公務員は国民や地域住民の暮らしに貢献できるやりがいのある仕事です。給料が安定しているほか、福利厚生が充実しているので十分働きやすい環境といえるでしょう。
しかし、公務員は資格や経験が求められる場合が多いため、転職が難しい可能性があります。また、年齢制限も伴うため、早めの対策が必要です。公務員への転職には、転職サイトの利用をおすすめします。ぜひこの記事を参考にして、後悔のない公務員転職を実現してください。
(提供:ゼロアクセル)
参考サイト
公務in | 公務員試験・求人情報サイト 2022.7.20
https://koumu-in.jp/
転職ならdoda(デューダ)-転職を成功に導く求人 2022.7.20
https://doda.jp/
転職エージェントならリクルートエージェント 2022.7.20
https://www.r-agent.com/
国家公務員試験採用情報NAVI 2022.7.20
https://www.jinji.go.jp/saiyo/saiyo.html