開催国カタールサポーター、日本戦敗戦後の粋な行動を代表OB称賛「スポーツとはこうあるべき」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月26日 6時10分
■元日本代表OB栗原勇蔵氏はカタールサポーターの「清々しい行動」に関心
U-23日本代表は、4月25日に行われたパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップの準々決勝で開催国カタールと対戦し、延長戦の末に4-2で勝利した。ベスト4に駒を進めたなか、試合後にカタールのサポーターから日本の選手たちへ拍手が送られ、日本代表OB栗原勇蔵氏は「スポーツはこうあるべきだという光景」と称えた。
前半2分にMF山田楓喜のゴールで先制した日本だったが、同24分に同点弾を被弾。相手が前半41分に退場者を出して数的優勢に立ったなかで、一度はカタールに逆転されるも、後半22分にコーナーキックからDF木村誠二がニアサイドに飛び込んでヘディングシュートを決め、2-2の同点に追い付いた。カタールは後半終盤、選手たちがピッチに倒れ込んで時間を消費する回数が増えていった。
試合はそのまま延長戦へ突入。延長前半11分、FW荒木遼太郎のパスを受けたFW細谷真大が相手を背中で押さえて受けると右足シュートを突き刺し、勝ち越しに成功した。さらに、日本は延長後半7分にFW内野航太郎もゴールを決めて4-2で勝利して準決勝へ進出。パリ五輪への切符を手中にするまであと1勝に迫った。
試合後、日本の選手たちが会場に駆け付けた日本人サポーターの元で挨拶すると、その後、開催国カタールのサポーターからも拍手が送られた。
この日、会場となったカタールの首都ドーハのジャシム・ビン・ハマド・スタジアムに駆け付けた観客は9573人。日本代表OB栗原氏は、「A代表ほどのアウェー感は感じなかった」としつつ、対戦国からの拍手に関しては「スポーツとはこうあるべきだという光景。段々と世界中で清々しい行動が浸透している」と感心していた。(FOOTBALL ZONE編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
カタールGKの「愚かで無謀な行動」 足裏タックル→退場に母国ファン憤慨「チームに多大な損害」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月26日 12時30分
-
「美しい光景」 U-23日本を温かい拍手で称賛…カタール現地サポのスポーツマンシップが反響
FOOTBALL ZONE / 2024年4月26日 11時20分
-
U-23日本代表がカタール撃破!パリ五輪に望みつなぐも露呈した致命的問題
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月26日 6時10分
-
U-23日本代表は「ベッドサッカーを撃破」 カタールの時間稼ぎに屈しない勝利に韓国注目
FOOTBALL ZONE / 2024年4月26日 2時25分
-
浦和サポが約700km先の鳥取に1500人集結…日本代表OBも感嘆「日本一熱い所以」「選手の力になる」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月25日 21時10分
ランキング
-
1大谷翔平、メジャー8冠→5冠に後退 4の0で2試合ぶり無安打…リーグでは7冠
Full-Count / 2024年5月19日 12時38分
-
2今永昇太無双!また7回0封、メジャー最高の防御率0・84もファン落胆 「カブスは今永を無駄にしてる」「援護してあげて!」
iza(イザ!) / 2024年5月19日 8時20分
-
3パ・リーグで珍事! 3試合全てサヨナラ決着は10年ぶり3度目
スポニチアネックス / 2024年5月19日 17時37分
-
4レーバークーゼンが歴史的快挙!ドイツ1部史上初シーズン無敗優勝達成 クラブ初の“欧州3冠”へ弾み
スポニチアネックス / 2024年5月19日 0時28分
-
5男子バレーはなぜ強くなった? バレー記者・田中夕子氏が語るパリ五輪の楽しみ方
産経ニュース / 2024年5月19日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください