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ダルビッシュ 5回無失点で日米通算198勝 粘りの投球で復帰後2戦10回零封 今季初勝利から2連勝

スポニチアネックス / 2024年5月7日 11時45分

カブス戦で力投するパドレス・ダルビッシュ(AP)

 ◇ナ・リーグ パドレス6―3カブス(2024年5月6日 シカゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手(37)が6日(日本時間7日)、敵地でのカブス戦で日米通算198勝目を懸けて今季7度目の先発。5回を投げ3度得点圏に走者を進められる苦しい内容も、粘りの投球で無失点でしのぎ、5回3安打無失点、5奪三振で今季2勝目、日米通算198勝目を挙げた。2番手で救援した松井裕樹投手(28)は2/3回を1安打2失点だった。

 ダルビッシュは4月14日のドジャース戦で5回4安打3失点と力投もその後に首の張りを訴え、負傷者リスト入りした。復帰登板となった前回4月30日のレッズ戦で5回3安打無失点の好投で今季初勝利を挙げた。この勝利で日米通算197勝とし、節目の200勝にあと3勝に迫った。

 初回は先頭のニコ・ホーナーに左翼線二塁打を許していきなり得点圏に走者を背負ったが、その後は3人を凡退に打ち取って無失点で初回をしのいだ。2回も2死後に安打を許したが無失点。3、4回も安打と四球に盗塁を絡められていずれも得点圏に走者を背負ったが、要所を締めて無失点投球を続けた。

 5回はこの回初めて3者凡退に抑え、5回まで無失点投球。83球で5回を投げきった。首の張りから復帰後は2試合連続、計10回無失点となった。復帰前も含めれば連続イニング無失点は11に伸びた。

 ダルビッシュの粘りの投球が打線の援護を呼び、打線は6回に打者一巡10人攻撃で6点を奪った。救援陣は松井が2失点するなど失点を重ねたが、6回の大量援護もあり、チームはカブスとの3連戦初戦を制した。

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