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井上尚弥 意外!?プロ初ダウンのイメトレ明かす「本当にそういうシーンが訪れたらと日頃から考えていた」

スポニチアネックス / 2024年5月7日 15時29分

防衛戦から一夜明け、記者会見に臨む井上尚(撮影・島崎忠彦)

 プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)がネリ戦から一夜明けた7日、横浜市内の所属ジムで会見に臨んだ。

 尚弥は会見冒頭で前夜の激闘を振り返り「映像も見返したがダウンも含めて、満足のいく内容だった。ああいう試合は4万人のお客さん全ての人に満足して帰ってもらえた。歴史に残る一日になった」と笑顔で語った。

 終わってみればモンスターの強さが際立った東京ドームだったが、やはり衝撃的だった第1Rのプロ初ダウン。(自身がダウンする)イメージトレーニングはしていたか問われると、笑いながら「しっかりと8カウントまで膝をついて休む、そこの数秒が大事。本当にそういうシーンが訪れたらと日頃から考えていた。それがとっさに出た」と明かした。

 さらに、拓真も同じ第1Rにダウンしたことを指摘されると「中々ないですよね。(拓真のダウンは)バンデージ巻きながら“何やってんだよ”と思っていた(笑い)ダウンシーンもツイッター(X)で切り取って流すのやめてほしいですよね!Xを開くたびに流れてくる…勘弁してほしいですよね、ダウンの仕方もダサいし」と笑い飛ばした。

 6日には34年ぶりの東京ドームボクシング興行で日本人初のメインイベンターを務め最大のヒール、ネリに6回1分22秒TKO勝ち。1回にプロ初のダウンを奪われながら、3度のダウンを奪い返す完勝で4本のベルトの防衛に成功した。

 試合後は対戦相手候補のIBF、WBO世界同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)をリングに招き入れ、対戦を予告。9月ごろに防衛戦を行うプランを明かしていた。

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