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イスラエル首相、強硬姿勢崩さず 休戦交渉不調に終わる

ロイター / 2024年5月10日 7時31分

5月9日、パレスチナ地区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止と人質解放に向け、仲介国エジプトの首都カイロで7日から開かれていた間接交渉は合意に至らずに終了した。写真はイスラエルの攻撃を受けたガザ南部ラファの住宅跡。8日撮影(2024年 ロイター/Mohammed Salem)

Nidal al-Mughrabi Mohammad Salem Jarrett Renshaw

[カイロ/ラファ/ワシントン 9日 ロイター] - パレスチナ地区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止と人質解放に向け、仲介国エジプトの首都カイロで7日から開かれていた間接交渉は合意に至らず、9日に終了した。関係筋が明らかにした。

ハマス代表団は仲介者が提示した停戦案を再確認し、カイロを離れたという。提案には、パレスチナ自治区ガザのイスラエル人の人質解放と、イスラエルが拘束している多数のパレスチナ人の解放が含まれている。

ガザ最南部ラファへの侵攻を計画するイスラエルのネタニヤフ首相は、本格侵攻すれば武器支援をやめると米国が強い警告を発する中、あらゆる手段で戦うと表明し、強硬姿勢を堅持している。

イスラエル軍のハガリ報道官は、作戦に必要な武器弾薬はあると強調した。  

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