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【24年4月から】ゆうちょ銀行の「硬貨取扱料金」が値下げ! コツコツ貯めた小銭貯金「11万円」を預けると、手数料はいくらになるの?

ファイナンシャルフィールド / 2024年5月9日 2時0分

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少しずつ貯めた小銭をまとめて銀行口座に預け入れるときに、枚数によって手数料がかかることをご存じでしょうか? 小銭の枚数が多いほど手数料がかかり、金融機関によっては手数料が高額になってしまうケースもあります。   24年4月から、ゆうちょ銀行での硬貨取扱料金が値下げされました。本記事では、値下げの概要と小銭貯金を預けたら手数料はいくらになりそうかシミュレーションします。

ゆうちょ銀行の硬貨取扱料金はいくら値下がりしたの?

ゆうちょ銀行の硬貨取扱料金(預け入れ・払込みなどで硬貨を利用するときの手数料)はいくら値下がりしたのでしょうか。値下げ前と比較してみましょう。

<24年3月31日まで>

●1枚から50枚まで:無料
●51枚から100枚まで:550円
●101枚から500枚まで:825円
●501枚から1000枚まで:1100円
●1001枚以上:500枚ごとに550円加算

<24年4月1日以降>

●1枚から50枚まで:無料
●51枚から100枚まで:無料(550円の値下げ)
●101枚から500枚まで:550円(275円の値下げ)
●501枚から1000枚まで:1100円
●1001枚以上:500枚ごとに550円加算

値下げ前と比較すると500枚までの取扱料金が安くなっており、特に51枚から100枚までの手数料が無料になったことは利用者にとって大きなメリットと言えるでしょう。
 

小銭貯金11万円を預けたら、手数料はいくら?

例えば、小銭貯金11万円(500円玉150枚、100円玉350枚の合計500枚)を金融機関の窓口で預けたら、手数料はいくらかかるのでしょうか。ゆうちょ銀行と、他の金融機関(都市銀行・地方銀行)とを比較し、図表1にまとめました。
 
図表1

ゆうちょ銀行 みずほ銀行 三井住友銀行 りそな銀行 北海道銀行 福岡銀行
手数料 550円 550円 550円 660円 1100円 無料

各社HPを基に作成
 
図表1のように、それぞれの金融機関によって硬貨での窓口入金手数料が異なります。窓口ではなくATMで硬貨を入金すると手数料がかからない銀行もありますが、1日でのATM硬貨入金枚数が制限されているケースもあるので注意が必要です。
 

小銭は、ため込まないほうが良い?

日常生活のうえで、なるべく小銭をため込まないほうが良いのでしょうか。小銭が多いと財布が重くて持ち運びが不便、会計の時に必要な金額を直ぐに出せないというデメリットがあります。
 
近年は電子マネーやクレジットカード類の利用者が増えています。
 
経済産業省が発表した2023年のキャッシュレス決済比率(消費支出のうち、キャッシュレス決済がどのくらい利用されたかの比率)によると、2010年度でのキャッシュレス決済比率は13.2%、それから毎年上昇し続けて2023年のキャッシュレス決済比率は39.3%(126.7兆円)です。
 
しかし、電子マネー類はシステム障害や停電によって支払いできない、災害などの非常時に使えないことがあります。予備として数千円程度の紙幣と小銭を合わせて財布に入れておくと、思わぬアクシデントにも対応できるでしょう。
 

まとめ

24年4月から、ゆうちょ銀行の硬貨取扱料金が値下げされましたが、金融機関によって硬貨取扱手数料や無料で入金できる枚数などが異なります。
 
自分が取引している金融機関の手数料規定を確認しておき、小銭の預け入れをする際には手数料がかからないように、日を分けて少しずつ入金するといいでしょう。
 

出典

ゆうちょ銀行 硬貨取扱料金改定のお知らせ
みずほ銀行 大量硬貨取扱手数料の新設について
三井住友銀行 【手数料】硬貨をATMや窓口で入金するときに、手数料は必要ですか?
りそな銀行 硬貨入金整理手数料
北海道銀行 大量硬貨入金手数料
福岡銀行 手数料のご案内
経済産業省 2023年のキャッシュレス決済比率を算出しました
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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