ＤｅＮＡ・筒香嘉智、ノミネート外から球宴出場なるか 熱愛報道の文春砲を食らうなど話題満載の度会隆輝はノミネート選手

復帰２戦目は無安打２三振に終わった筒香＝８日、横浜スタジアム（夕刊フジ）

５年ぶりの復帰戦で強烈なインパクトを残したＤｅＮＡ・筒香嘉智外野手（３２）に、早くもノミネート外からのオールスター出場への期待が高まっている。

６日の復帰戦での劇的な逆転決勝３ランから中１日で臨んだ、８日のヤクルト戦（横浜）では「６番・左翼」で出場。筒香見たさに一塁側がほぼ満席となるなか、第１打席で四球を選ぶも以降は連続三振を喫し、８回に遊ゴロに倒れると多くのファンが席を立った。

この日は筒香と同じ横浜高出身のドラフト１位新人、度会隆輝外野手（２１）＝ＥＮＥＯＳ＝が「１番・右翼」で先発して初共演。開幕戦スタメンでプロ１号同点３ランのド派手デビューを飾り、９日発売の週刊文春で熱愛報道の〝文春砲〟を食らうなど話題満載のルーキーは、間もなく始まる今夏の球宴のファン投票でも球団がＮＰＢに提出したノミネート選手に名を連ねている。

一方、４月１８日に入団した筒香はノミネートに間に合わず、マーク方式の投票用紙には名前が印刷されていないが、球団内では「みんな筒香を球宴で見たいだろうし、ノミネートされていなくても投票するでしょう」と早くも〝当確〟ランプを灯すような声が上がる。

昨年もセ・リーグの先発投手部門で、阪神・村上がＮＰＢに記録が残る２０００年以降では初めてノミネート外から選出された。メジャー挑戦前年の１９年まで５年連続ファン投票で球宴出場を果たした人気を誇り、先日のド派手な復帰弾で他球団のファンにも大きなインパクトを与えた筒香であれば、ノミネート外から３枠ある外野部門のトップ選出も狙えそうだ。　（塚沢健太郎）

■ＤｅＮＡ―ヤクルト８回戦（４勝４敗１８時、横浜、３万２６００人）

ヤクルト３００００２０１０－６

ＤｅＮＡ０１１００００００－２

（勝）　吉村６試合３勝２敗

〔敗〕　石田健２試合１勝１敗

（本）　サンタナ４号①（森唯）