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水原被告が独身を偽装 既婚者なのに偽って税金を申告…重ね続けた“嘘”

Full-Count / 2024年5月9日 12時46分

水原一平被告【写真:荒川祐史】

■米CBSスポーツ「ミズハラは偽って独身だと主張した」

 米連邦検察は8日(日本時間9日)、大谷翔平投手の元通訳・水原一平被告が、銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪状を認めたと発表した。大谷の銀行口座から1700万ドル(約26億4400万円)近くを違法なブックメーカーに送金し、虚偽の納税申告に署名していた。米メディアは、既婚者だった水原容疑者が、独身だと偽って申告していたと伝えた。

 米メディア「CBSスポーツ」は「司法取引によると、(2022年の所得税申告の際に)実際は結婚していたミズハラは偽って独身だと主張した」と伝えた。410万ドル(約6億3800万円)の所得が未申告だっという。

 合意書によると、本来なら控除額は5000ドル(約78万円)だが、独身と申告すると控除額が1万ドル(約156万円)になることを指摘していた。

 水原容疑者が認めた銀行詐欺の罪状は、最高刑では連邦刑務所で禁固30年。虚偽の納税申告に対して罪状を認めたことには、最大で3年の禁固刑になる。

 水原容疑者は日本時間3月20日にドジャースを解雇となり、4月11日(同12日)に米連邦検察当局から銀行詐欺容疑で訴追された。翌12日(同13日)にはロサンゼルスの連邦地裁に出廷。保釈保証金2万5000ドル(約387万円)で保釈となっていた。(Full-Count編集部)

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