NEC「Aterm」、再生プラスチックを40％採用したWi-Fi 6E準拠のホームルーター

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NECプラットフォームズは5月9日、Wi-Fi 6Eに準拠した6ストリームのホームルーター「Aterm WX5400T6」を発表した。5月16日に発売する。価格はオープンで、量販店のオンライン実勢価格は21,980円前後。

「Aterm WX5400T6」は、Wi-Fi 6E（IEEE802.11ax）に準拠したアンテナ内蔵型のWi-Fiルーター。2.4GHz帯（574Mbps）／5GHz帯（最大2402Mbps）／6GHz帯（最大2402Mbps）のトライバンドに対応し、ゲーム機やテレビ、スマートスピーカーなど、複数のデバイスを接続したときも3つの周波数帯域を使い分けて安定した通信が行える。搭載アンテナは2×2。

機能面では親機とつなげて1つのネットワークを形成するメッシュ中継、IPv6（IPoE）などに対応。スマートフォン・タブレット向けアプリ「Aterm ホームネットワークリンク」を使うことで、インターネット経由で遠隔から製品を操作することも可能だ。

本体にはコニカミノルタと共同開発した再生プラスチックを採用した。この再生プラスチックは、使用済みウォーターサーバー用ボトルを原料とした廃プラスチック由来成分100％のもので、Aterm製品で初めて筐体の約40％に採用している。

本体サイズはW51.5×D215×H200mm、重さは0.8kg。通信ポートはWANポート1口とLANポート4口を備え、いずれもギガビット対応。セキュリティはMACアドレスフィルタリング、ネットワーク分離機能のほか、WPA2-PSK（AES）、WPA／WPA2-PSK（TKIP/AES）、WPA3-SAE（AES）[WPA3-Personal]、WPA2-PSK（AES）/WPA3-SAE（AES）[WPA2/WPA3 mixed mode]をサポートする。
（村田奏子）