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旧Tポイントと旧VポイントのID連携してみた! ID連携すると個人情報も連携されるの?(菊地崇仁)

ポイ探ニュース / 2024年4月24日 10時35分

2024年4月22日(月)に、旧Tポイントと旧Vポイントが統合し、「青と黄色のVポイント」が開始した。

Tポイントのアプリ名が「Vポイント」、Vポイントのアプリ名が「VポイントPay」へと切り替わっており、順調に統合が進んでいるかと思われたが、やはりシステム不具合でTポイントとVポイントの連携ができなかったり、モバイルVカードのバーコードが表示されなかったりしていた。

連携当日は不具合が起こるだろうとは思っていたが、やはり不具合が起きた。これまでも、Apple PayでSuicaが開始した時にも、混雑によりSuicaの取り込みができないなどの不具合があり、大量のアクセスを処理するには、システムのスペックを上げるしかない。

TポイントのID数が1億2,800万、VポイントのID数が2,600万で、少ない方のIDでも2,600万のIDを持った人たちが一気に連携しようとすると、当然パンクする。

システム不具合を見通しの甘さと指摘する記事もあったが、正直、このピークを処理するのはかなり難しい。4月22日(月)・23日(火)には、筆者もたくさんテレビ出演したが、テレビを見ながらVポイントアプリ(旧Tポイントアプリ)を表示するなどすれば、大幅にアクセスが増え、表示されないから何度も起動しようとするなど悪循環に陥っていたはずだ。筆者もシステム屋のため、実際に作業していた人には同情する。

ようやく落ち着いたようで、旧Tポイントと旧Vポイントの統合ができたので、ID連携方法や個人情報のデータやりとり停止などの設定方法を紹介したい。

旧Tポイントと旧VポイイントのID連携方法

筆者の場合は、ID連携にVpassアプリを使った。

Vpassアプリを起動するとVポイント数が表示されている下に「Vポイントをダブルで貯める」がある。

Vpassアプリにある「Vポイントをダブルでためる」のボタン

Vpassアプリにある「Vポイントをダブルでためる」のボタン

タップすると「青と黄色のVポイントが誕生」とあり「新サービスをはじめる」をタップ。ID連携に関する利用規約が表示されるため「同意して次へ」ボタンをタップ。「Tカードを使って設定する」をタップすると、「Tカード番号の入力へ」または「Yahoo! JAPAN IDでログイン」と表示される。

青と黄色のVポイントのID連携

青と黄色のVポイントのID連携

筆者はYahoo! JAPAN IDでログインした。ログインすると手続き完了メッセージが表示され、ID連携が完了。

ID連携が完了

ID連携が完了

ID連携が完了している場合、Vpassアプリに表示されていた「Vポイントをダブルで貯める」が「モバイルVカードを開く」に切り替わっている。旧Tポイント分も合算されたポイント数になっているはずだ。

「モバイルVカードを開く」に変わる

「モバイルVカードを開く」に変わる

Vポイントの履歴を確認すると、「三井住友銀行 おまとめ手続き」「三井住友カード おまとめ手続き」「ポイント引き継ぎ(Tサイト等)」となっており、旧Tポイントに三井住友銀行と三井住友カードのポイントが移行された事がわかる。

旧TポイントにSMBCグループのポイントが移行

旧TポイントにSMBCグループのポイントが移行

なお、VpassアプリやVポイントPayアプリからモバイルVカードを利用する場合は一度SMS認証が必要となるため、利用する場合は電話認証しておこう。

三井住友カードとCCCMKホールディングスとの個人情報連携の停止方法

なお、ID連携に同意すると、三井住友カードとCCCMKホールディングスなど、お互いに個人情報をやりとりすることに同意することになる。

2024年4月22日時点でのID連携同意規約

2024年4月22日時点でのID連携同意規約

個人情報は「三井住友カードおよびSMBCグループ各社⇒CCCMKホールディングス」と「CCCMKホールディングス⇒三井住友カードおよびSMBCグループ各社」、「三井住友カード⇒SMBCグループ各社」あり、それぞれでどのような個人情報が提供されるかなども規約を見ると確認可能だ。

個人情報は気にする人も多いが、なかなか停止方法までたどり着かないため、停止方法を紹介する。

第4条1項(2)の三井住友カードおよびSMBCグループ各社⇒CCCMKホールディングスのデータを止めたい場合は、Vpassアプリを開き、ポイント数をタップ。

ポイント数をタップ

ポイント数をタップ

「データ連携設定」がありタップすると「MKHD(CCCMKホールディングス)へのデータ提供について」が表示され、「提供する」「提供しない」から「提供しない」を設定すれば停止する事ができる。

データ連携設定ページへのリンク

データ連携設定ページへのリンク

逆に、第4条2項(2)CCCMKホールディングス⇒三井住友カードおよびSMBCグループ各社へのデータを止めたい場合は、CCCMKホールディングスのプライバシーセンターにある「パーソナルデータの連携設定」から設定できる。「停止する」にチェックを入れて「上記の通り変更する」ボタンをタップすると停止される。

CCCMKホールディングス⇒SMBCグループ各社へのデータを止めたい場合

CCCMKホールディングス⇒SMBCグループ各社へのデータを止めたい場合

個人情報がどうしても気になる場合は停止しておくのも良いだろう。

次回はモバイルVカードを提示し、スマートフォンのタッチ決済を利用してのポイント2重取りなども行いながら、「青と黄色のVポイント」のおトクな使い方などを紹介したい。

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