原油先物は小反落、供給逼迫観測で堅調維持
ロイター / 2024年4月1日 10時45分
Florence Tan
[シンガポール 1日 ロイター] - 原油先物価格は1日のアジア市場序盤の取引で小反落している。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非OPEC加盟国で構成する「OPECプラス」の減産で供給が逼迫するとの観測を背景に堅調さは続いている。
0017GMT(日本時間午前9時17分)時点で北海ブレント先物は0.17ドル(0.2%)安の1バレル=86.83ドル。先週は2.4%上昇した。
米WTI先物は0.11ドル(0.1%)安の83.06ドル。先週は3.2%上昇。
復活祭休暇で休場の国もあり、取引は低水準になる見通し。
北海ブレント先物とWTI先物は3月も上昇し、3カ月連続の上げとなった。OPECプラスが減産を6月末まで延長すると決定したことを受け、北海ブレント先物は3月中旬以降85ドルを上回っている。
ロシアのノバク副首相は29日、第2・四半期は石油の輸出よりも生産の削減に重点を置くことを決めていると表明した。OPECプラス内で減産を均等化することが目的だとしている。
ドローン(無人機)攻撃によりロシアの複数製油所は稼働が停止しており、輸出減少が見込まれる。
この記事に関連するニュース
-
OPECプラス、6月会合で増産の可能性低い=ゴールドマン
ロイター / 2024年5月9日 8時54分
-
NY市場サマリー(22日)ドル一時154.85円・34年ぶり高値、利回り横ばい 株上昇
ロイター / 2024年4月23日 7時19分
-
ゴールドマンとコメルツ銀、ブレント原油価格予想引き上げ
ロイター / 2024年4月22日 9時1分
-
原油先物は上昇、イラン報復による中東情勢悪化を警戒
ロイター / 2024年4月12日 10時53分
-
原油先物横ばい、中東情勢や米在庫増など強弱材料が交錯
ロイター / 2024年4月10日 10時49分
ランキング
-
1英、ロシア武官を国外退去へ スパイ行為理由に
共同通信 / 2024年5月8日 23時29分
-
2ハマス受諾の休戦案「拒否」 イスラエル、米に伝達
共同通信 / 2024年5月9日 9時42分
-
3無所属ケネディ氏、過去に「脳の一部を寄生虫に食べられた」と主張 米紙
AFPBB News / 2024年5月9日 14時22分
-
4尹氏、日韓関係「忍耐し前進を」 対日重視の姿勢変わらず
共同通信 / 2024年5月9日 13時38分
-
5ロシア、ウクライナのエネルギー施設に大規模攻撃 被害深刻
ロイター / 2024年5月8日 18時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください