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サムスン電子、170億ドルの米新半導体工場で4カ所が候補に

ロイター / 2021年3月3日 17時30分

 3月3日、韓国のサムスン電子が米国で計画する170億ドル規模の新半導体工場の建設地としてテキサス州オースティン、ニューヨーク、アリゾナ州の2カ所の計4カ所を候補としている。写真はサムスンのロゴ。ソウルで2020年10月撮影(2021年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 3日 ロイター] - 韓国のサムスン電子が米国で計画する170億ドル規模の新半導体工場の建設地としてテキサス州オースティン、ニューヨーク、アリゾナ州の2カ所の計4カ所を候補としている。サムスンがテキサス州当局に提出した2月26日付の文書で明らかになった。

文書によると、オースティンと、オースティンがあるトラビス郡から20年間で合計14億8000万ドルの税軽減措置を求めている。軽減規模は従来の想定(8億0550万ドル)から引き上げた。

候補となっているニューヨークやアリゾナ州も不動産税の軽減措置を提供しているという。

新工場は半導体の先進ロジックデバイスの製造を手掛け、1800人の雇用を生む可能性があるとしている。

サムスンは、オースティンにすでに半導体工場を持つ。

サムスンの広報担当者は3日ロイターに、事業拡張について多くの選択肢を検討していると述べた。

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