ブラジル南部洪水の死者100人に、さらなる雨で被害拡大の恐れ

　５月８日、ブラジル南部ブラジル南部リオグランデドスル州の洪水被害で、死者が少なくとも１００人に達したほか、１６万３０００人以上が家を失い避難を余儀なくされている。写真は洪水で避難する女性。ブラジルのリオグランデ・ド・スルで撮影（２０２４　ロイター／Diego Vara）

Leonardo Benassatto　Debora Ely

[ポルトアレグレ（ブラジル） ８日 ロイター] - ブラジル南部ブラジル南部リオグランデドスル州の洪水被害で、死者が少なくとも１００人に達したほか、１６万３０００人以上が家を失い避難を余儀なくされている。

先週からの豪雨による洪水で高速道路や橋も破壊され、これまでに少なくとも１２８人が行方不明となっている。

災害当局によると州南部で再び降雨が予報されており、被害が広がる恐れがある。当局は州都ポルトアレグレの南にあるパトス湖周辺の住民に直ちに避難するよう呼びかけている。