西武ＨＤ、東京ガーデンテラス紀尾井町の流動化を24年度中に実施

　５月９日、西武ホールディングスは、２０２６年度まで３年間の中期経営計画で、「東京ガーデンテラス紀尾井町」（東京・千代田）の流動化を実施する方針を明らかにした。写真は東京ガーデンテラス紀尾井町。３月２８日、東京で撮影（２０２４年　時事通信）

Nobuhiro Kubo

［東京　９日　ロイター］ - 西武ホールディングスは９日に発表した２０２６年度まで３年間の中期経営計画で、「東京ガーデンテラス紀尾井町」（東京・千代田）の流動化を実施する方針を明らかにした。

現時点で業績への効果を織り込んでいないものの、候補先との交渉を通じてグループの成長に最大限寄与する結果を目指すとしている。

不動産売却収入は２４年度から営業収益に計上する予定だという。

東京ガーデンテラス紀尾井町は、西武ＨＤが赤坂プリンスホテル跡地に建設した旗艦ビル。ロイターは３月、西武ＨＤが同ビルの売却を検討していると報じた。