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米3月住宅建設業者指数51に上昇、8カ月ぶり高水準=NAHB 

ロイター / 2024年3月19日 3時20分

全米住宅建設業者協会(NAHB)が18日発表した3月のNAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は51と、2023年7月以来8カ月ぶりの高水準に上昇した。2011年9月撮影(2024年 ロイター/Mike Blake)

[ニューヨーク 18日 ロイター] - 全米住宅建設業者協会(NAHB)が18日発表した3月のNAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は51と、2023年7月以来8カ月ぶりの高水準に上昇した。2月は48だった。中古住宅の在庫不足が続いている中で、住宅ローン金利の低下や価格環境の改善が押し上げ要因となった。

ロイターがまとめた3月の市場予想は横ばいの48だった。

NAHBのカール・ハリス会長は「買い手の需要は引き続き旺盛で、今年の住宅ローン金利が低下を続ければ、より多くの消費者が市場に入ってくると予想している」とのコメントを出した。

米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)によると、今月14日までの週の期間30年の住宅ローン固定金利は平均で6.74%。昨年10月には8%近くの高水準を付けていた。

今年3月の潜在的な住宅購入者に関する指数は34と、昨年8月以来の高水準となった。2月分は従来発表の33から32へ下方改定された。

住宅ローン金利の低下を背景に、建設業者は住宅価格の引き下げを見送っている。昨年12月時点では3分の1を超える業者が値下げしていた。価格を引き下げた建設業者の割合は今年3月に24%と23年7月以来の低水準となった。

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